ライバルはトヨタ新型アルファード(40系)/レクサス新型LM?中国の最高級車・紅旗(ホンチー)新世代ミニバンHQ9がスパイショット!大口グリルでオラオラ顔に

やはり紅旗(ホンチー)もフラッグシップミニバン市場に注力するようだ

いよいよ2023年5月頃に発表・発売予定と噂されているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)。

これに加えて、レクサスのフラッグシップミニバンとなる新型LMも2023年内に日本導入予定と噂され話題となっていますが、こうしたフラッグシップ/ラージサイズミニバン市場で独壇場となっているトヨタ/レクサスに対し、中国の最高級自動車メーカーでお馴染み紅旗(ホンチー)が、新たなミニバンを発表する?との噂が浮上。

しかも、過去にも開発車両が何度かスパイショットされたわけですが、今回は遂に偽装一切無しのフルヌード状態にて初スパイショットされています。

紅旗の新型HQ9はどのような内外装デザインを持ち、内装の質感やラグジュアリー感、パワートレイン、そしてボディサイズはどうなるのかチェックしていきましょう。


これが紅旗の新世代フラッグシップミニバン・新型HQ9だ!

こちらが今回スパイショットされたフラッグシップ&ラージサイズミニバンの新型HQ9。

以前、日本でも大きな話題となった「ロールスロイスの中華版」とも言われている新型H9同様に、大口グリルと縦型基調グリルを採用することにより、紅旗の新時代を意味するデザイン言語へとバトンタッチ。

トヨタ・アルファード/レクサスLMのようなフロントグリルのほぼ全てがメッキにて仕上げられ、「オラオラ顔」と揶揄されることも非常に多いですが、新型HQ9もまさに「オラオラ顔」で、フロントマスクのインパクトはアルファード/LM以上ですし、おそらく中国市場では宿命のライバルになるのではないかと予想されます。

フロントのオラオラ顔だけでなく、一文字テールランプやパープルっぽい色合いは中国ユーザーを意識?

一方でリヤビューを見ていくと、何とも個性的と言いますか…センター直結式の一文字テールランプとセンターガーニッシュに加え、ちょっと不思議な縦型基調のテールランプを設けることにより、HQ9のワイドな存在感だけでなく、メッキ加飾をあらゆるところ散りばめることで高級感も演出しています。

ボディカラーも、光の加減によりますが、ホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)SPADAのトワイライトミストブラックパールのようなパープルっぽい色合いで、この点は中国ユーザーが好みそう。

この伸びやかなボディラインとショーファーカーをイメージさせるようなロング感も魅力的。

中国カーメディアAutohomeの報道によれば、新型HQ9のボディサイズは全長5,222mm×全幅2,005mm×全高1,935mm、ホイールベース3,200mmととにかく全てにおいて大きく、且つ車内の快適性や居住性もしっかりと確保。

大きなボディサイズにも負けないような大口径マルチスポークアルミホイールも目立ちますが、具体的にどれぐらいのサイズ感なのか、グレードによってホイールデザインやサイズ感も異なるのか気になるところですね。

2ページ目:紅旗のラインナップモデルは、どうしてロールスロイス顔なのか?そこには意外な理由が?