えっ、これがフルモデルチェンジ版・スズキ新型スイフト?さりげなく”S”字型LEDデイライトを盛り込み…個性的なハニカムグリルはDS風で欧州っぽさをアピールか

初めてスパイショットされた開発車両をベースにしたイメージレンダリングではあるが…

以前、スズキのフルモデルチェンジ版・新型スイフト(Suzuki New Swift)と思われる開発車両が初スパイショットされ大きな話題となりましたが、早くもこのモデルをベースにした完成イメージレンダリングが公開されています。

2016年に4代目としてデビューしたスイフトに対し、その翌年となる2017年にも同じ4代目となるZC33S型のスイフトスポーツ(Swift Sport)がデビューしましたが、約6年という期間を経て、いよいよ次期モデルへと世代交代するのでは?と期待されています。

現時点ではまだ具体的な情報が展開されておらず、そもそも以前スパイショットされた開発車両が必ずしも次期スイフトとも言い切れないのが正直なところですが、デジタルアーティストでお馴染みSRK Designs氏が作成したレンダリングの完成度が高いとして話題に。

早速どのようなエクステリアに仕上げられたのかチェックしていきましょう。


これが開発車両をヒントに作成された次期スイフトのイメージレンダリング?

こちらが今回、デジタルアーティスト 兼 インスタグラマーのSRK Designs氏によって作成された次期スイフトの完成イメージレンダリング。

上述の通り、海外にてスパイショットされた開発車両をベースに作成したとのことですが、特徴的なフロントフードやリヤドアハンドル、大きく外側に張り出したリヤフェンダー、韓国・起亜もしくはヒョンデ(現代自動車/Hyundai)っぽいヘッドライト意匠など、「確かに開発車両の偽装ラッピングを剥がしたら、それっぽいかも…」と思わせるようなデザインに。

ちなみにヘキサゴン形状をイメージしたフロントグリルやメッシュタイプのグリルパターンはスポーティながらも、フロントグリルから縦型基調のフロントフォグランプへと連なるブラックのガーニッシュは、どことなくDSっぽい雰囲気に。

ヘッドライト意匠については、ちょっとスイフトっぽくない独特の意匠ではあるものの、SRK Designs氏のセンスが光る”S(uzuki)”字型LEDデイライトを盛り込んでいるのも流石の一言。

”S”字型LEDデイライトは、既にスズキ公式のコンセプトモデルでも採用されている

ちなみにこの”S”字型LEDデイタイムランニングライトですが、スズキとイタリア・トリノにあるIstituto Europe di Design(IED)の交通デザイン科・修士課程の学生とのコラボにより実現したMISANO(ミサノ/ミザーノ)コンセプトと名付けられた究極のスピードスターモデルからヒントを得たものと予想されますが、よくよく考えると”あの真面目な”スズキがここまでエクストリームなスポーツコンセプトを発表したことにも驚き。

おそらくSRK Designs氏は、MISANOコンセプトを現代的且つ量産仕様として適用できるものと仮定して、コンパクトハッチバックモデルの次期スイフトにも活かせるかもしれない?と考えたのかもしれません(あくまでも私の勝手な推測です)。

何れにしても次期スイフトは色々な意味で話題を呼びそうだ

引き続き次期スイフトのイメージレンダリングを見ていきましょう。

スパイショットされた開発車両含め、やはり一番大きな変化はフロントフード形状やリヤドアハンドルだと思われ、特に4代目ではリヤクォーターピラーにマウントするタイプのアウタードアハンドルを採用していたため、あのスタイリッシュでまとまりのあるデザインから、スタンダードなアウタードアハンドルに戻ってしまう?というのは、もしかするとスイフトファンからすると「なぜ?」と疑問に思う所かもしれませんね。

2ページ目:国内自動車情報誌やカーメディアが作成した次期スイフトのレンダリングの完成度は?