顔が全然違う!中国・広汽ホンダのマイナーチェンジ版・新型ブリーズが発表前にリーク!兄弟車の新型CR-Vとは大きく異なる顔つきで賛否分かれそう?

変化を恐れずかなり思い切ったな広汽本田!

ホンダと広汽集団との合弁で設立した中国自動車メーカーでお馴染み広汽本田ですが、このメーカーが2019年より発表・発売しているミドルサイズSUVの新型ブリーズ(GAC Honda New BREEZE、中国名:皓影/Haoying)をご存じでしょうか。

日本では2022年内に生産・販売終了予定となっているCR-Vの兄弟車となるブリーズですが、発表・発売されて3年が経過するため、初の(2023年)マイナーチェンジ版として新しく発売されることが明らかとなり、更にエクステリア画像が完全リークされています。

中華人民共和国工業情報化部(MIIT)よりリークされたマイナーチェンジ版・新型ブリーズですが、シグネチャーウィングが際立つアグレッシブで精悍な顔つきから一変し、どことなくトヨタ系SUVっぽい雰囲気に変化しています。


えっ、これが新型ブリーズのフロントマスク?

こちらが今回完全リークされた新型ブリーズのフロントマスク。

先日北米向けに発表されたフルモデルチェンジ版・新型CR-Vや、マイチェン前のブリーズとは大きく異なり、メッキ加飾を採用していたフロントアッパーグリルが廃止に。

ボディ同色のフロントバンパーの面積を拡大したことで、高級感や威圧感のあったデザインからプレーンでシンプルながらも、どこかエネルギッシュな顔つきにも見えたり。

一方でフロントロアグリルはヘキサゴン形状を採用する辺り、新型ヴェゼル(New Vezel)/ZR-V/CR-Vのデザイン言語を上手く踏襲しているため、これまでのホンダとは全く別物というわけではなさそう。

マイナーチェンジ前のブリーズの顔つきはこうなっている

ちなみにこちらが、マイナーチェンジ前ブリーズのフロントマスク。

水平基調をイメージしつつもメッキ加飾も採用した先代ヴェゼルの後期仕様のような顔つきで、兄弟車でオフロード志向のCR-Vと上手く差別化しつつ、高級感と都会派SUVをイメージしたデザイン言語が中国市場で高い人気を得ていました。

ボディサイズも大きく変化し、マイナーチェンジではなくフルモデルチェンジ並みの変化に

改めてマイナーチェンジ版・新型ブリーズを見てみるとこんな感じ。

こうして見ると、マイナーチェンジというよりもフルモデルチェンジしたかのような変貌っぷりですね。

ちなみにプラットフォームは変更されておらず、ボディサイズも全長4,716mm×全幅1,866mm×全高1,681mm、ホイールベース2,701mmと全体的にサイズアップしていることに驚き(本当にマイナーチェンジなのか?)。

足もとのアルミホイールは、グレードによって17インチ/18インチの2種類をラインナップするそうです。

2ページ目:リヤビューはキープコンセプトながらも、テールランプ周りも変化?