なぜ日本でも販売しないんだ…(2023年)フルモデルチェンジ版・ホンダ新型CR-Vが米にて世界初公開!「グレードは4種類」「メーターは新型ヴェゼルと同じ7インチ?」

ここ最近のホンダはマイルド顔とアグレッシブ顔を上手く使い分けてる気がする

さてさて、2022年7月12日に詳細を発表することがアナウンスされていたホンダのフルモデルチェンジ版・新型CR-Vですが、アメリカにて事前アナウンス通り内外装デザインやグレード構成、パワートレインなどが世界初公開されました。

日本市場では、2022年8月末にインサイト(Honda Insight)/シャトル(Shuttle)/CR-Vともに生産・販売終了することが決定していますが、北米市場では6代目としてフルモデルチェンジを果たし、2022年内にガソリンモデル/ハイブリッドモデル共に発売されることが決定しています(価格は夏以降に発表予定)。

早速、北米市場向けとして発売予定の新型CR-Vの内外装デザインやスペックなどをチェックしていきましょう。


新型CR-Vのエクステリアを見ていこう

こちらが今回公開された、新型CR-Vのエクステリアデザイン。

これまでのCR-Vとは異なり、アグレッシブでインサイトに近い鋭い顔つきなのが特徴的ですが、その一方でCR-V独自の力強さを演出した重厚なボディは、トヨタRAV4にも十分対抗できる仕上がりに。

北米ホンダによれば、ピックアップトラックモデルのリッジライン(Ridgeline)やパスポート・トレイルスポーツ(Passport Trail Sport)からインスピレーションを得たデザインに仕上げているそうで、水平基調のベルトラインも印象的。

ボディサイズについては、全長4,694mm×全幅1,864mm×全高1,681mm、ホイールベース2,700mmと、トヨタ新型ハリアー(Toyota New harrier)/RAV4とも十分対抗できるサイズ感だと思いますが、改めてなぜこのサイズ感とデザイン性で日本市場に導入されなかったのかは疑問。

本モデルの置き換え&フラッグシップSUVとして、2022年11月に日本仕様の新型ZR-Vが発表・発売予定ですが、ZR-Vはパッケージングと高級感を重要視しているため、CR-Vとはキャラクターが大きく異なるようです(ちなみに北米市場ではHR-Vとして販売されている)。

こちらはリヤテールランプ。

L字型を横に3つ連ねたテール意匠は、どことなくレクサスを彷彿とさせるものがありますが、縦型基調のテールランプは先代CR-Vから引き継がれているようです。

そしてリヤマフラーについては、両サイド1本出しのエキパイフィニッシャーをインストール。

ハニカム形状のフロントマスクは、最近のホンダのデザインアイコンにもなっている

フロントマスクもかなり力強い顔つきで、フロントグリルとグリルパターンにヘキサゴン形状を採用するところも近年のホンダらしいところ。

こうしてみると、先代CR-Vの面影がほとんど無いようにも見え、全く新しいSUVモデルとして発表されても何ら違和感は感じないところ。

新型CR-Vのグレードは4種類、パワートレインは2種類

そして新型CR-Vでは、以下の通り4種類のグレードがラインナップされ、パワートレインも1.5リッターターボのガソリンモデル(最高出力190hp/最大トルク243Nm)と、2.0リッターハイブリッド(システム総出力204hp/システムトルク335Nm)の2種類がラインナップされます。

【(2023年)新型CR-Vのグレード構成一覧】

[排気量1.5L 直列4気筒ターボエンジン]

◇EX

◇EX-L

[排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジン+ハイブリッド]

◇Sport

◇Sport Touring

ちなみにグレード別の主要装備を見ていくと、EX/EX-Lでは、以下が標準装備されるようです。

[EX/EX-L専用装備]

◇クロームアクセントトリム

◇18インチ10スポークアルミホイール

◇グロスブラックフロントグリルメッシュ


[Sport/Sport Touring専用装備]

◇EX/EX-Lよりもアグレッシブなフロント・リアデザイン

◇長方形のエキゾーストフィニッシャー

◇リアスポイラー

◇グロスブラックグリル

◇18インチ10スポークアルミホイール(ベルリナブラック)[Sport]

◇19インチ5スポークアルミホイール[Sport Touring]

2ページ目:新型CR-Vのインテリアもかなり質感高め!ただし気になるポイントも?