日本仕様のホンダ新型ZR-Vの最新情報!「マルチビューカメラ付きだとサイドアンダーミラー(耳たぶ)は廃除」「運転席の座り心地は新型シビックそのもの」他

発売時期は2023年春以降になるものの、発表時期には何とか全国のディーラーにデモカーを配備する予定だとか

さてさて、2022年11月17日に発表/2023年4月~5月頃に発売予定となっているホンダ新型ZR-Vですが、前回のブログでもご紹介の通り、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足により、新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)やシビック(New Civic)、ヴェゼル(New Vezel)などの長納期を避けるためにも、部品を既存販売モデルに回すことでZR-Vの生産及び販売を後回しする計画となっています。

ただ、先行予約受付並びに価格配信時期は、従来のスケジュール通り2022年9月8日を予定していて、先に予約だけを受付る体制をとるようです。

加えて、発表日となる2022年11月17日頃には、まずは全国のホンダディーラーを対象に試乗車・展示車といったデモカーだけを先に生産・出荷する準備も進めていく予定だそうです(既にホンダメーカーから全国のディーラーに通達済みとのこと)。

そんな大注目の新型ZR-Vですが、先日いつもお世話になっているホンダディーラーの担当スタッフさんが、本モデルの製品研修・勉強会に参加されたとのことなので、早速気になるポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。


新型ZR-Vの座り心地や足の置き場などは新型シビックそのもの?

まずは新型ZR-Vの運転席の座り心地について。

これについては実際に製品研修会・勉強会に参加された担当スタッフさんからの情報によると、シートは少しカタメでホールド感も強く、更に足元は少し奥まった印象を受けたとのこと。

プラットフォームが新型シビック(New Civic)をベースにしていることもあり、座った感覚やステアリングを握った感覚、そして足元のスペースなどは新型シビックにかなり近かったそうで、車体はSUVなのだが、まるでスポーティな車に乗っているかのような感覚になったそうです(あくまでもスタッフさんの感覚ですのでご参考までに)。

ただアイポイントとしてはシビックとは異なり、どちらかというとヴェゼルなどのコンパクトSUVに近い感覚だったそうで、まさにシビッククロスオーバーと呼んでも不思議ではなかったとのこと(周りのスタッフも「シビックのSUV版だな」とコメントしていた模様)。

オートブレーキホールドはメモリー式?それとも新型シビック同様に非メモリー式?

そして個人的に気になっていたオートブレーキホールドのメモリー機能についてですが、これは新型シビックだとメモリー機能は付いていなかったと記憶しているものの、新型ZR-Vではどうやらメモリー機能が付いているとのこと。

これについては、以前私も大阪・梅田駅の実車先行展示会に訪問した際、近くの開発担当者さんとお話させていただき、「オートブレーキホールドにメモリー機能は付いている」と回答を頂いていたので、更に期待が高まるところです。

後席の座り心地は上質!肘置き位置も最適

続いて後席の座り心地についてですが、これは新型ヴェゼルやCR-Vとは大きく異なり、少しカタメのフィット感が好印象だったそうです。

後席用の格納式センターアームレストについても、途中で止まるタイプのため、肘置き位置も高すぎず低すぎずだとか。

あとは後席の乗降り性については、新型ヴェゼルのように荷室を少し犠牲にして後方にスライドしているわけではないため、それに比べると少しだけ乗降りし辛いかも?しれないとのこと。

とはいえ、座面位置はCR-Vよりも低めにあるため、体の大きい小さいに関係なく座り込みし易いように上手く考えられているそうです(後席のシートリクライニング有無まではチェックできなかったそうです)。

2ページ目:新型ZR-Vにマルチビューカメラを装備するとサイドアンダーミラーが排除される?