遂に来た!スズキ新型5ドアジムニーの開発車両がインドにてスパイショットされる。2023年1月のオートエキスポにてワールドプレミア予定、大型ディスプレイも搭載?

遂に本物の5ドア版ジムニーの開発車両がスパイショットされたようだ

以前より度々噂され、更に欧州ではロングホイールベース版の開発車両が等もスパイショットされてきたスズキ新型ジムニー(Suzuki New Jimny)ですが、遂にインドの公道にて5ドア版ジムニー(New 5 Door Jimny)の開発車両がスパイショットされ大きな話題となっています。

そして今回インドの公道にてスパイショットされた新型5ドアジムニーですが、どうやら2023年1月13日~18日にインド・グレーター・ノイダにて開催予定のオートエキスポ2023にてワールドプレミア予定とのことで、おそらく多くのジムニー&クロカンファンから注目される一台であることは間違いなさそう。

そしてこの開発車両を撮影した人物によると、車内には大きなタッチスクリーン(市販用なのかテスト用なのかは不明)が搭載され、更に多くの機能を備えたAllGrip Pro 4WD採用のモデルになることが期待されています。

5ドアジムニーでは、どのようなパワートレインが搭載される予定なのかも含めてチェックしていきたいと思います。


単なるロングホイールベースではなく、確かに後席ドアも確認できる

こちらが今回、海外カーメディアAutocar Indiaにて掲載された新型5ドアジムニーの開発車両。

スパイショット場所はインドになりますが、スズキといえばインド・グルガオン工場にて生産することを正式に発表し、日本市場を除く輸出車両向けを展開するだけでなく、日本向けの生産の滞りを無くし、納期を大幅に短縮する狙いもあるようです。

そんなグルガオン工場での生産が予定されている5ドア版ジムニーですが、今回スパイショットされた開発車両をチェックしていくと、確かに後席用のドアも設けられていますし、足もとにも現行ジムニーシエラに採用される15インチアルミホイールらしきものも装着されています。

なおボディ全体には、分厚いカモフラージュカバーによって偽装され、細部のデザインは確認できないものの、メルセデスベンツGクラスを彷彿とさせるような武骨なボディスタイルや丸目タイプのヘッドライト、スペアタイヤカバー、そして大きく外側に張り出したフロント・リヤオーバーフェンダーも確認できますね。

車内も5ドア用に諸々改良か

続いてインテリアですが、今回のスパイショット画像では内装を確認することはできないものの、少なからず5ドア&ロングホイールベース化することにより、後席の足元のスペースは拡大することは確かで、しかし3ドアベースのラダーフレーム構造を延伸することにより乗り心地がどのように変化するのかは気になるところ。

この他にも、シートの質感の変更や、センタータッチスクリーンを7インチから9インチにアップデートするなどの動きがあるとのも予想されていて、これまでの武骨で道具感の強かったジムニーが、ここに来て少しずつ先進的にアップデートしていくことも考えられそうですね。

あとはハンドル位置についてですが、これまでインドにて製造されてきた輸出向けのモデルは左ハンドルが主でしたが、5ドア版ジムニーでは右ハンドル仕様も登場する可能性があるとのことで、そうなると日本仕様も製造される?ことも期待できるかもしれませんね。

2ページ目:新型5ドアジムニーのエンジンは、ジムニーシエラ同様にK15B型?それとも…?