GM傘下の中国企業SGMWがスズキ・ジムニーを競合にしたオフロードクロカンモデルのティーザー画像を公開!次期ジムニーもピュアEV化したらこんなデザインになりそう
直接的なライバルにはならないとは思うものの、確かに見た目はジムニーを意識してるっぽい
アメリカ大手の自動車メーカー・ゼネラルモータース(GM)が所有する、中国の有名な自動車メーカーが、スズキのクロカンモデルとなるジムニー(Suzuki Jimny)を競合にした、新世代ピュアEVオフロードクロカンモデルのティーザー画像を公開しました。
この自動車メーカーは、SAIC GM Wuling(SGMW)として知られる中国の有名企業で(現在は”中国で最も安価な電気自動車”のWuling Hong Guang Mini EVを製造・販売)、SAIC MotorおよびLiuzhou Wuling Motorsとの間で2002年に設立。
Wuling Hong Guang Mini EVといえば、2022年1月~4月までの間に中国にて95,000台ものWuling Hong Guang Mini EVを販売し、同時期に75,000台ほど納入されたテスラ・モデルYよりも更に+2万台多く売れているため、まさにピュアEVモデルのゲームチェンジャー的な存在。
そんな企業が展開しようと考えているスズキ・ジムニーを意識したピュアEVクロカンとは、一体どういったモデルなのかチェックしていきましょう。
クロカンチックながらもピュアEV独自のオシャレなエクステリアに
こちらが今回公開された新世代ピュアEVクロカンモデルのティーザー画像。
車両名称は明らかになっていないものの、そのスタイリングは確かにスズキ・ジムニーをモチーフにしたかのような2ドアクロカン風。
本モデルは、東南アジアを中心に販売を予定しているとのことですが、具体的なスペックや価格帯などは明らかになっておらずボディサイズも不明。
暗さもあって一部詳細なポイントは確認しづらいものの、フロント・リヤフェンダーモールは無塗装ブラックの樹脂パーツを装着しているものと予想。
アウタードアハンドルはシルバー加飾の水平基調、サイドミラーキャップもシルバー加飾のようにも見えますが(もしかしたらボディ同色もしれない)、Bピラーやルーフラインのアクセントはシルバーではなくホワイトっぽくも見えますね。
実はエクステリアデザインはリーク済
そしてこちらがピュアEVクロカンの新たなるティーザー画像が公開された直後にリークされた画像。
ほぼほぼエクステリアデザインが明確になっていますが、ヘッドライト意匠は水平基調の片側4灯式と先進的で、どことなく過去に公開されたフルモデルチェンジ版・新型ジムニーのピュアEV仕様をイメージしたレンダリングにも思えたり。
あとフロントロアガードには、2つの謎のオブジェクトのようなものが確認できますが、これがどういった効果をもたらすのかは不明で、一部報道では半自動車運転システムの一部を形成しているのでは?という見方も。
足もとにはダイナミックなフラワー形状のアルミホイールに、扁平率高めのオフロードタイヤ?を装着しているようにも見えますね。