「えっ、ジムニーが電気自動車に?」フルモデルチェンジ版・スズキ新型ジムニーのピュアEV版レンダリングが公開!丸目のヘッドライトは廃止で一気に先進的に【動画有】

2022-07-07

将来的にはスズキからピュアEV版・次期ジムニーが登場するかもしれない?

2018年に4代目としてフルモデルチェンジを果たしたスズキ・ジムニー(Suzuki New Jimny)/ジムニーシエラ(New Jimny Sierra)。

コンパクトなサイズ感を持つクロカンモデルで、オフロード走行の際に真価を発揮するラダーフレーム構造が持ち味ですが、このモデルが将来的にフルモデルチェンジ(5代目)し、ピュアEV版として登場したら?というレンダリングが公開されています。

以前、デジタルアーティストのEnoch Gonzales氏がトヨタ次期FJクルーザー(Toyota New FJ Cruiser)のピュアEV版を公開し大きな話題となりましたが、将来的には次期ジムニーも環境法規制などを考慮してピュアEVを投入してくることも考えられるかもしれません。


どことなくアルトラパンっぽい次期ジムニーEV

こちらが今回、海外のデジタルアーティスト兼インスタグラマーのSRK Designs氏が作成した次期ジムニー×ピュアEVの完成イメージレンダリング。

「えっ、あのジムニーが電気自動車?」と疑問に思う方も多いと思いますが、今後更に厳しくなるであろう排ガス規制や騒音規制に準拠するため、いつか本当にピュアEV版が登場してもおかしくないところ。

実際のところ、ジムニーは欧州市場特有の厳しい排ガス規制をクリアすることができずに販売終了となり、特例として規制緩和してクリアできる2シーター&商用モデルのLCVをラインナップすることで、欧州市場にて再販するほど。

それだけ需要ある市場でも環境法規制が邪魔してしまい、販売できなくなる例もあるため、時代の流れに沿ってジムニーEVが何れ登場してもおかしくはないところ。

ジムニーは2024年にハイブリッドモデルを販売する?

しかも海外カーメディアがオーストラリアスズキ幹部とのインタビューにて、「2024年に新型ジムニーのロングホイールベースとハイブリッド(HEV)版がデビューする」とコメントしたことも大きな話題となりましたし、更に他のモデルも掲載された2022年~2025年のロードマップもリークされています。

クリーンなイメージが強くなった次期ジムニーEVレンダリング

改めてジムニーEVを見ていきましょう。

エクステリアは乗用車タイプのジムニーシエラをベースにしつつ、フロントマスクはピュアEV仕様に変更(ボディカラーが影響しているからなのか、ちょっとアルトラパンっぽい雰囲気)。

スズキの象徴の一つでもある5スロットアッパーグリルから水平基調に変更され、更に丸目のヘッドライトから水平基調に変更することで、先進的でピュアEVっぽさが向上。

本当にこのデザインで登場するかは不明ですが、現行ジムニーの面影を残したところは好印象ですし、あとはプラットフォームをラダーフレーム構造にするのか、それとも全く新しいプラットフォームを採用してくるのかも気になるところ。

ちなみにこちらが現行ジムニーシエラのエクステリア。

大きく外側に張り出したオーバーフェンダーモールやハードプラスチックを多用したパーツ類はジムニーシエラらしいところ。

いつかは環境法規制絡みで販売終了するかもしれないジムニーですが、2022年4月中旬時点での納期は1.5年近くまで延び、部品の供給不足や半導体不足などの影響が続けば、更に納期が延びる恐れもあるようです。

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