ちょっと早過ぎないかい?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンクロスオーバーが大手中古車サイト・カーセンサーにて販売中!新車車両本体価格よりも+100万円以上も高額に

なお新型クラウンクロスオーバーRS以外のAdvanced系は割かし納期早めのようだが

2022年9月1日に発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)。

前輪駆動(FF)ベースのTNGAプラットフォームが採用され、全グレードにおいてハイブリッドシステム&四輪駆動(AWD)が搭載された全く新しいクラウンになります。

パワートレインは、排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載するGグレード/Xグレードと、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたRSグレードの3種類がラインナップされ、更にGグレード/RSグレードには、それぞれ予防安全装備や快適装備が充実したAdvancedグレードも展開され、このグレードを選択すると比較的納期が早くなると云われています。

私がお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、G Leather Package Advanced/G Advancedに関しては2022年1月~3月頃、非Advanced系のグレード(RSは含まない)は2023年3月~5月頃、そして最上位スポーツグレードRS/RS Advancedに関しては、2022年9月下旬時点で納期は未定とのこと。

こうしたなか、新型クラウンクロスオーバーの最も売れ筋となるであろうG Advanced Leather Package[E-Four]が、大手中古車サイト・カーセンサーにて販売されています。


何とカーセンサーでの車両本体価格は698万円!新車での車両本体価格は570万円

こちらが今回、大手中古車サイト・カーセンサーにて販売されている新型クラウンクロスオーバー。

グレードは、先ほどの通り最も売れ筋となるであろうG Advanced Leather Package[E-Four]で、ボディカラーは新型クラウンのイメージカラーにもなっているプレシャスブロンズ×ブラックバイトーンカラー、内装は本革シート(ブラック/ダークチェストナット)。

年式としてはもちろん2022年式、走行距離は僅か9km、そして車検有無が2025年9月となっていることから、恐らく車両登録並びに納車されたのは2022年9月だと思われ、1か月にも満たない形でのカーセンサーへの出品となります。

ちなみにこのモデルを販売するのは、鹿児島県霧島市を拠点とする株式会社霧島自販N’s factoryさん。

気になる販売価格を見ていくと、車両本体価格で698万円となるため、おそらく諸経費を含めた総支払額は700万円を超えることが濃厚。

新車車両本体価格+メーカーオプションでも新車総額は600万円未満

参考までに、トヨタ公式ホームページの新型クラウンの見積もりにて確認してみたところ、諸経費を含まないメーカーオプション追加のみの総支払額は以下の通り。

【(2023年)新型クラウンクロスオーバーG Advanced Leather Packageの見積もり(10%税込み)】

①車両本体価格:5,700,000円

②メーカーオプション:209,000円

・プレシャスブロンズ×ブラックバイトーン:165,000円

・デジタルインナーミラー:44,000円

③総支払額(①+②):5,909,000円

総支払額としては590.9万円になりますが、ここにディーラーオプションや諸経費などを含むと620万円~630万円になると考えられ、そう考えると新車総額に対して+70万円近く高く販売している可能性は高そう。

あとは車両本体価格との差額も考えたら+100万円以上高いことは間違いないため、「まだまだ顧客向けに納車が進んでいないにしても、ちょっと高く売るのは早過ぎじゃないですかい?」と感じるところです。

2ページ目:新型クラウンの内装でちょっと気になるところも?