GM傘下の中国企業SGMWがスズキ・ジムニーを競合にしたオフロードクロカンモデルのティーザー画像を公開!次期ジムニーもピュアEV化したらこんなデザインになりそう

引き続き、SGMWが公開した新世代ピュアEVクロカンのティーザー画像をチェックしていこう

ヘッドライト意匠をもう少し近くで見てみると、水平基調の4灯式LEDはあくまでもデイタイムランニングライトで、その中央にはLEDヘッドライトらしきものが確認できます。

ウィンカー部分は不明ですが、もしかすると4灯式LEDデイライトが反転する仕組みになっているのかもしれません。

続いてプラットフォームですが、海外メディアの報道によるとBaojun KiWiにて使用されている電動プラットフォームがベースになる予定で、2基の電動モーターをメインに駆動する可能性があるとのこと。

デュアルモーター搭載により、純ガソリンエンジンのジムニーシエラよりもパワフルに

なおBaojun KiWiのシングル電動モーターだと40kW(54ps)を生成するため、オフロード向けとしてデュアルモーターを搭載するとなると、最低でも80kW(109ps)以上を発揮することが予想されるため、このスペックはジムニーの排気量1.5L 直列4気筒ガソリンエンジンの75kW(102ps)よりも強力。

あとはどれぐらいの価格帯に販売されるかだと思いますが、現時点では具体的な価格帯は明らかになっておらず、まずは2022年11月に開催される中国・広州モーターショーにて公開され、その後2023年前半頃より発売予定となっています。


ピュアEV版・次期ジムニーのイメージレンダリングも非常によく似ている

そしてこちらが、以前海外デジタルアーティスト&インスタグラマーのSRK Design氏によって作成されたフルモデルチェンジ版・スズキ新型ジムニーがピュアEV化したら?というイメージレンダリング。

エクステリアは現行同様にクロカンスタイルで、フロントグリルやヘッドライト意匠がピュアEV風に水平基調に変更されていますが、こうして改めて見ると、先ほどの中国メーカーSGMWが製造するピュアEVクロカンにも似ていたり。

もしかするとSRK Design氏は、将来的にピュアEVクロカンモデルがこのような水平基調を意識したモデルになることを見据えていたのかもしれません。

ちなみにこちらは、以前インドにてスパイショットされた新型5ドアジムニーの開発車両。

おそらく普通乗用車のジムニーシエラをベースにしつつ、ロングホイールベース&5ドア化したニューラインナップモデルだと予想されますが、この5ドアジムニーも純ガソリンエンジンではなくハイブリッドシステムを採用する?との噂もあり、そこから徐々にピュアEV化へとシフトする流れが作られるのかもしれません。

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Reference:Drive