フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスの発売時期は2023年1月10日予定!なお先行予約開始時期は不明で、一部では「抽選」という不穏な噂も

2022-10-06

トヨタ/レクサスの抽選・販売形式は、後のKINTO/リースに繋がるものに?

話は少し逸れますが、2022年11月17日に受注受付け開始予定となっているレクサスのフルモデルチェンジ版・新型RXも、このモデルの販売方法も中々に独特且つ狭き門となっていますし、初回受注分は抽選形式を予定しているとのこと。

しかも既存オーナーと新規オーナー(レクサス車初所有)に分けられ、特に後者については「レクサス初所有であるための誓約書(こんな書類にサインさせるのか…)」「下取り車アリ」「メーカー指定のフルオプションのみ」「現金一括は不可能(ローン・残クレ・KINTO等)」「最低1年は所有すること(誓約書付か不明)」といった様々な制限が設けられ、つまりは「何が何でも転売を避け、次の乗り換えもレクサスへ…」となるようなガッチガチの販売方式になるとのこと(メーカーからディーラーへの通達による情報より)。

一方で既存オーナーに関しては、まだまだ不透明なところは多いものの、初回受注分で決まっているのは、「RX500h F SPORT Performanceにマークレビンソンプレミアムサラウンドシステムが設定できない」ということで、特にリセール面やマクレビの音質に特別なこだわりを持っている方は、初回受注はちょっとおススメしづらいかもしれません。

こういった「ひと昔前のレクサスでは考えられない」ことが、今後当たり前になりつつある規制ガッチガチの販売方式も、トヨタ/レクサスが今後力を入れていくであろうKINTO/リースに向けての下準備のようなものなのかもしれません。


新型プリウスでもハブボルト締結が採用される可能性も?

via:MagX

改めて新型プリウスに戻りますが、もう一つ個人的になっているのがタイヤホイールの締結方法。

2022年10月上旬時点ではまだ詳細は不明ですが、トヨタ/レクサスは今後、ナット締結からハブボルト締結に力を入れていくことが予想され、その記念すべき一台目にピュアEVクロスオーバーの新型bZ4X、その後新型クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)にも導入されています。

今回の新型プリウスは、開発車両からも見てお分かりの通り、かなりスポーティでクーペのような流麗ラインを描くボディスタイルを採用しています。

パワートレインも、現行プリウスと同じ排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、ハイブリッドシステムは新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)/カローラ(New Corolla)と同じ第五世代THSを採用する予定で、極端にパワフル&トルクフルな足回りとなる可能性は低いものの、スポーティな走りも追求する可能性があることを考えると、ばね下荷重を低減するようなハブボルト締結は、今後のトヨタの基本設計となるのかもしれません。

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