フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスに新情報?「開発コードは990B」「PHVモデルは排気量2.0Lにアップ」「電動パーキングブレーキは?」

2022-07-06

既にトヨタディーラーにも次期プリウスが発売予定であることはアナウンスされているようだ

さてさて、2022年12月~2023年初め頃に発表・発売予定と噂されているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)ですが、既にトヨタディーラーにも「次期型へと切り替えるために、現行(4代目)モデルの受注をストップ」するためのアナウンスがメーカーから入っているとのこと。

2021年12月のEV戦略では当初、2022年内にデビューするフルモデルチェンジ版・新型クラウン(New Crown)/新型シエンタ(New Sienta)/新型プリウスにピュアEVモデルが市販化される?との噂がありましたが、おそらくはピュアEVに向けての前段階としてフルモデルチェンジし、その後ピュアEV版のラインナップ拡大が期待されるのではないかと考えられます。

そんな注目度の高い新型プリウスですが、本モデルに関する新たな情報が展開されているため、早速その中身についてチェックしていきたいと思います。


新型プリウスの開発コードは「990B」のようだ

via:MagX

国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、5代目としてデビュー予定の新型プリウスは、開発コード「990B」という名称にて開発が進められているとのことで、これまでの個性的なプリウスとはまた異なるデザインに仕上げられるとのこと。

まず注目ポイントの一つとして、マガジンXさんの2022年8月号表紙にも掲載されているリヤビューで、テールランプ意匠は新型ハリアー(New Harrier)のような真っすぐな一文字を採用し、しかも中央にエンブレムを配さないことで、センター直結にした非常にスマートなデザイン。

そしてリヤテールランプ周りには、ブラックガーニッシュのようなアクセントでボディカラーとメリハリをつけているのも特徴的。

一文字テールランプがトレンドデザインの一つになっている

現時点では、このレンダリング画像が最終デザインとして採用されるかはわからないものの、先述の新型ハリアーや新型クラウン/ミライ(Mirai)/ヴォクシー(Voxy)といったモデルにも一文字が採用されていますし、昨今のトレンドの一つとなっているのであれば、新型クラウンにも採用されるのは何となく理解できるところ。

ちなみにセンター直結式の一文字テールランプが採用される背景には、ボディがワイド&ローに見えるような効果があるのだと思われますが、単純な錯覚だけでなく、全高も現行4代目から-55mm低くすることで、4ドアクーペモデルよりも更に低い1,415mmを実現する可能性があるようです。

マガジンXさんの予想だと、新型プリウスのボディサイズは全長4,550mm×全幅1,780mm×全高1,415mm、ホイールベース2,750mmと全長以外では大きくなるとのことで、「いよいよCセグメントハッチバックのプリウスで全幅1,780mmになるかもしれないのかぁ…」と感じる一方、これまでの燃費重視だったプリウスが、ワイド&ローに仕上げられることでどのような方向性にシフトしようとしているのかも注目処です。

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