【悲報】フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイル(T33)/サクラが受注一旦停止へ。エクストレイルは既に納期1年待ち、サクラも半年以上に

次から次へと発表・発売されたばかりの新車・新型車が受注停止になっているのだが…

さてさて、日産の主要モデルとしてラインナップされているフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail, T33)と、新世代ピュアEV軽の新型サクラ(Nissan New Sakura)が受注停止になることが明らかとなりました。

2022年10月8日の朝一、メーカーから全国の日産ディーラーに配信されたメールより、上記2台の受注分を、各販売店に割り振られている(現段階の)台数分が埋まった時点で受注を停止するとのことで、早いところだと同日に一旦販売をストップしているところもあるようです(つまり受注ストップするタイミングは、販売店によって異なるので注意)。

ちなみに私がお世話になっている日産ディーラーの本店には、新型エクストレイルの受注受付け枠が残り10台、新型サクラの受注枠が残り7台となっていますが、これらの台数が僅か6時間ほどで全て埋まってしまい受注を完全にストップしています。

一体なぜこのようなことになっているのでしょうか。


新型エクストレイル/サクラ共に発売されて半年も経過していない

ちなみに新型エクストレイルe-POWERの発売日が2022年7月25日、新型サクラの発売日が同年6月16日ですから、何れも発売されてから「半年も経たずして受注停止」のアナウンスが入っていることを考えると、それだけ両車の売れ行きは好調なのだと思われます。

ちなみに私がお世話になっている日産ディーラーによると、「なぜこのタイミングで受注停止のアナウンスが入ったのか詳細は不明。今のところ受注再開のアナウンスも入っていない」とのことですが、個人的な推測としては「2023年夏以降の年次改良までの受注枠が既に埋まってしまったからではないか?」と考えています。

トヨタ新型ハリアー/RAV4も2023年の年次改良もしくはマイナーチェンジ時期まで受注が埋まってしまい受注停止に

ここ最近だと、一部改良版・トヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)が2022年9月末に発売されたにも関わらず、既に上位グレードは受注停止、新型RAV4も同年10月4日に発売されたにも関わらず、同月中旬頃には受注一旦停止になる予定ですが、これらの理由も2023年夏以降の「次の年次改良までの納期に迫っているから」なんですね。

とはいえども、まさかトヨタだけに限らず日産の主要モデルまでも、ここまでバックオーダーを抱えるとは予想もしていなかったでしょうし、それだけ新型エクストレイル/サクラの需要は高く、日産の勢いも他メーカーを圧倒するレベルにまで到達しているのかもしれませんね。

新型エクストレイル/サクラ含む日産の最新納期情報

ちなみに新型エクストレイルe-POWER/サクラ含む主要モデルの最新納期情報をチェックしていくと、2022年10月8日に受注停止のアナウンスが入った時点で以下の通り。
注)以下の納期は、あくまでも私がお世話になっているディーラー情報をもとに掲載していますので、他店舗と情報が異なる可能性もあります

【2022年10月8日時点での最新納期情報】

◇エクストレイル[e-4ORCE]:2023年10月以降(約1年)

◇エクストレイル[2WD]:2023年9月以降(11か月~1年)

◇サクラ:2023年4月~5月頃(約6か月)

◇キックス:2023年5月以降(約7か月)

◇ノート:2023年1月~2月頃(約3か月~4ヶ月)

◇ノートオーラ:2023年1月~2月頃(約3か月~4ヶ月)

いよいよ新型エクストレイルも1年待ちの人気モデルになったわけですが、バックオーダーを多く抱える一方で、やはり当初の計画よりも納期は大幅に遅れているとのことから、恐らく部品供給不足や半導体の供給不足、更に昨今の情勢による輸出優先など、様々な問題が重なって納期遅れが生じているのかもしれないですね(シリーズハイブリッドe-POWERともなると半導体を多く使用するとかしないとか…)。

2ページ目:新型キックスや次期セレナC28、フェアレディZ(RZ34)の納期などは?