【価格は日本円で約920万円から】フルモデルチェンジ版・BMW新型M2が遂に世界初公開!直6エンジン&453馬力発揮。キドニーグリルは控え目ながらもバンパーはかなり過激に

かなり角ばったデザインでアグレッシブながらも、キドニーグリルはやはり控え目のようだ

発表前にエクステリアデザインが完全リークされていたBMWのフルモデルチェンジ版・新型M2ですが、遂にこのモデルが2022年10月11日に世界初公開されました。

まずは巨大マーケットのアメリカから2023年4月より発売される予定で、その後欧州や日本市場などでも発表・発売が予想されますが、これまで以上に更に強力且つハイパフォーマンスなスペックを持ち、それでいてエクステリアもレーシーに仕上げられたエントリースポーツクーペとしてラインナップされます。

発表前からxDriveが採用される?新型M4クーペとのすみ分けはどうなる?といった噂が浮上していましたが、今回の公式プレスリリースにて明らかとなった仕様についてもチェックしていきたいと思います。


新型M2のエクステリアを見ていこう

こちらが今回世界初公開された新型M2クーペのエクステリア。

これまでのBMWの新たな象徴とも云われていた縦長タイプの巨大キドニーグリルは採用されず、M240iなどにて採用のワイドさを持たせたツインキドニーグリルを採用。

更に従来の2シリーズ/M240iなどに比べると、フロントバンパー形状がかなり角ばったデザインで、エアインテークもスクエアタイプ、フロントロアグリルもワイドでアグレッシブ、そしてブラックアクセントのフロントスポイラーを装着するなど、その見た目はまさにハードスポーツ系。

何れもパワートレインコンポーネントやハードなブレーキングをサポートするための冷却機能を提供するためだと考えられますが、やはりリーク画像に比べれるとカッコ良く、シャープでアグレッシブなヘッドライト意匠も中々に魅力的です。

ちなみにボディサイズは、全長4,580mm(180.3インチ)×全幅1,887mm(74.3インチ)×全高1,402mm(55.2インチ)、ホイールベース2,746mm(108.1インチ)、トラック幅はフロント1,618mm/リヤ1,605mm。

まるでガンダムのようなゴリゴリな後ろ姿も悪くない

そしてフロントのキドニーグリルよりも更に強烈なインパクトを与えてくれるのが、リヤバンパー形状。

まるでガンダムのような角ばったリヤバンパー形状と大きく反り上がったトランクスポイラー、そしてコンパクトにまとめられたセンター寄りの両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストパイプ&リヤディフューザーをインストール。

どこか社外製のエアロボディキットのようにも見えますが、これで純正フルノーマルというのも驚きです。

こちらもリーク画像では「ちょっと武骨で不格好かな?」と思ったりもしましたが、こうして公式画像で見てみると悪くなさそう。

新型M2の純正カラーは全5色!ホイールサイズは前後異径

ちなみに新型M2のイメージカラーはトロントレッドメタリックですが、このほかにもアルパインホワイトやサファイアメタリック、ブルックリングレーメタリック、そして新型M2専用となるザントフォールトブルーもラインナップします。

足もとには、フロント19インチ/リヤ20インチの前後異径となる軽量アルミホイールを装着し、更に引き締まりを強化するためにジェットブラック塗装仕上げを標準装備としますが、メーカーオプション(しかも無償!)にてバイカラー仕上げを設定したり、足回りにおいてもアダプティブMサスペンションとアクティブMディファレンシャルを標準装備。

この他、ブルーメタリック仕上げの6ピストンのフロントブレーキとシングルピストンのリヤブレーキが採用されますが、オプションにてレッドカラーも準備しているそうです。

2ページ目:インテリアは新世代iDrive 8を採用で、カーボンスポーツシートも準備?気になるスペックや価格帯は?