フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28)の意匠特許が完全リーク!待望のノーマルボディとエアロボディのハイウェイスター/LUXIONの細部をチェックしていこう
遂に新型セレナ(C28)のデザインが明確になったぞ
いよいよ2022年11月28日に発表予定となっている日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナ(Nissan New Serena, C28)。
まずは、排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルが先行にて発売され、その後2023年春頃に排気量1.4L 直列3気筒エンジン+シリーズハイブリッドを採用するe-POWER/e-POWER LUXION(ルキシオン)が発売される計画です。
当ブログでは、様々な場所にてスパイショットされた新型セレナの開発車両を紹介しつつ、グレード構成やパワートレイン、装備内容、ボディカラーなどをご紹介してきましたが、今回は遂に本モデルの意匠特許が完全リークされています。
待望のノーマルボディに加え、エアロボディのハイウェイスター/e-POWER LUXION(ルキシオン)との違いもチェックしていきましょう。
ノーマルボディの新型セレナ(C28)を見ていこう
こちらが今回、意匠ウォッチによってリークされた新型セレナ(C28)の意匠特許。
グレードはノーマルボディ(X/XV)となります。
なお意匠特許情報は以下の通り。
◇発行日:2022-10-12
◇公報種別:意匠公報(S)
◇登録番号:1727191
◇登録日:2022-10-03
◇意匠に係る物品:乗用自動車
◇意匠分類:G2-2100(車両)
◇出願番号:2022007819
◇出願日:2022-04-11
◇意匠権者:日産自動車株式会社,NISSAN MOTOR CO.,LTD.
◇代理人
◇意匠に係る物品の説明
◇意匠の説明:各図の表面部全体に表された濃淡は、立体表面の形状を表す濃淡である。
改めてノーマルボディの新型セレナを見ていくと、フロントマスクは日産のアイコンにもなっているVモーショングリルを採用しつつも、三眼LEDヘッドライトとグリルが上手く馴染むように縦型基調にすることで、まるでチルアウト・コンセプト(Chill-Out Concept)を彷彿とさせる顔つきに。
更にフロントグリルパターンは、横基調のリフレクターに沿うような形でブラックアウトされた水平基調を採用することで、「ミニバン=オラオラ顔=メッキ加飾多用」とは異なる引き締まりとスポーティさを表現。
そしてエアロボディと大きく異なるポイントとしては、Vモーショングリルとフロントロアグリルとの間に水平基調のバンパーが設けられていて、そこにナンバープレートを装着することになりそうですね。
リヤエンドは、これまでスパイショットされてきた開発車両と同じように、L字型LEDテールランプを採用し、バックドアは電動を採用せずに先代C27同様にデュアルバックドアを採用予定。
参考までに2021年11月29日に日産の長期ヴィジョンを示す「Nissan Ambition 2030」にて、4種類のコンセプトカーを発表したうちの1車種となるチルアウト・コンセプト。
ノーマルボディに標準装備の16インチスチールホイール+ホイールキャップ付き
サイドビューはこんな感じ。
2022年9月末時点で販売終了した現行C27に比べるとフロントフード位置は高く、しかしボディラインは基本的に同じといったところでしょうか(プラットフォームはC27と共通ながらも改良版を採用)。
シャープで切れ味のあるようなフロントヘッドライトから、サイドミラーにかけてブラックアウトされたアクセントが立体感と抑揚を与えていますね(ちょっとマツダ・ビアンテっぽい?)。
ちなみに足元のホイールは16インチ鉄チン+ホイールキャップ付きが標準で、メーカーオプションにて同サイズの16インチアルミホイールを準備しています。
そしてこちらは、首都高速道路・大黒PAにてスパイショットされた新旧セレナ。
こうして並べてみると、同じように見えてフロントフード位置や形状、フードラインは大きく異なり、しかしフロントウィンドウ形状やルーフラインは概ね同じように見えますね。
そしてこちらがノーマルボディのリヤクォータービュー。
ノーマルボディでもルーフスポイラーは装備されているのが確認できますね。
フューエルリッドは右後方に設けられ、リフレクターは縦基調、そしてシャークフィンアンテナの装着は無しとなっています。