何コレ凄い…(2022年)フォルクスワーゲン新型ゴルフRを過激チューニングした「ハリケーン」が世界初公開!設計者は「研修生」で、従来モデルよりも約200kg軽量化、エンジン出力も500馬力以上
ワンオフモデルとはいえ、公式でここまで過激なハッチバックが登場するのは珍しい
2022年10月4日、日本市場でもフルモデルチェンジ版・フォルクスワーゲン新型ゴルフ8(Volkswagen New Golf 8)のハードコアモデルとなる新型ゴルフR/ゴルフRヴァリアントが発表・発売されましたが、今回このゴルフRをベースにしたスペシャルチューニングモデル「ハリケーン」が世界初公開されました。
このモデルは、フォルクスワーゲンRとの共同開発によって実現したワンオフモデルとのことで、設計をメインに担当したのはフォルクスワーゲングループ・リテールドイツ(VGRD)の「研修生」。
ヴィジュアル面やメカニカル面の変更に加え、排気量2.0L 直列4気筒TSIエンジンをチューニングすることで最高出力500ps以上を発揮するエクストリームなハッチバックに仕上げられています。
早速ゴルフRハリケーンの内外装デザインをチェックしていきましょう。
まるでランボルギーニ・ウルスペルフォルマンテのような配色と存在感だ…
こちらが今回公開された新型ゴルフRをベースにした、ワンオフモデルのゴルフRハリケーン。
先述にもある通り、このモデルを設計したのはVGRDの研修生で、過去にゴルフGTEスカイライト(2021年)やゴルフGTEハイレーサー(2020年)のコンセプトフォローアップモデル。
しかもフォルクスワーゲンRチームとの共同開発により実現したオフィシャルモデルであり、フォルクスワーゲンのツーリングカーレーサーを務めるベニー・ロイヒター氏と、チューニングインフルエンサーであるリックRD48からの意見を反映させた魅力的な一台。
ボディカラーやブラックのアクセントが、どことなくランボルギーニ・ウルスペルフォルマンテ(Lamborghini Urus Performante)っぽい刺激的なエクステリアとなっていますが、見た目だけでなく中身ももちろんエクストリーム。
見た目から「速そう」と思わせてくれるボディキット
改めてエクステリアから見ていきましょう。
ランボルギーニのヴェルデ・マンティスのようなグリーンカラー(厳密にはアイフェルグリーンというカラー)をベースに、ブラックのグラフィックとカーボンファイバーのアクセントを追加。
ゴルフRのスポーティなボディキットに加えて、フロント・リアのワイドフェンダーやエアロダイナミクスサイドスカートを装備し、更にボンネットやルーフ、スポイラー、テールゲートにはカーボンファイバーを採用するなど、デザインや空力性能向上だけでなく軽量化にも貢献。
2023年モデル以降の一部改良もしくはマイナーチェンジのヒントも?
ヘッドライトは一部着色されていますが、テールライトは昨今のトレンドにもなっている一文字LED風のガーニッシュ?(もしかしたら点灯するかもしれない)を採用していて、この辺りはの後々一部改良やマイナーチェンジで変更されるポイントになるかもしれません。
足もともチェックしていくと、MBデザインによるグリーンとブラックのデュアルトーン仕上げとなる10スポークアルミホイールに、トラックに焦点を当てたピレリ製PゼロトロフェオRタイヤを装着。
足回りもローダウンされ、リヤ部分はルーフスポイラーや両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストパイプ、そしてグリーンのディテールアクセントが加味されたリヤディフューザーもインストールされています。
あとはシャシー性能もアップデートされ、Eibachのアップデートされたサスペンションや、カーボンセラミックブレーキは、フロントがアウディR8、リヤがアウディS8から流用されるなど、何ともユニークなカスタム内容に。