フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシーが「ミニバン初の」ファイブスター賞を獲得!三菱の新型アウトランダーPHEVが「2022年上半期で最も売れたPHEVモデル」に
2022年ミニバンとしては初!トヨタ新型ノア/ヴォクシーがファイブスター賞を獲得!
2022年1月に発表・発売されたフルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)が、自動車安全性能評価において5つ星となるファイブスター賞を受賞したことが明らかとなりました。
トヨタのラインナップモデルでファイブスター賞を獲得するのは新型アクア(New Aqua)以来と記憶しますが、この他のモデルだと、スバル新型レガシィアウトバック(Subaru New Legacy Outback)やホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)、日産の新型ノート(Nissan New Note)/ノートオーラ(New Note Aura)/ルークス(New Roox)で、よくよく考えてみると2022年内にミニバンでファイブスター賞を獲得するのは新型ノア/ヴォクシーが初めて。
各種評価の詳細に加え、2022年上半期にPHEVモデルで最も売れたという三菱の新型アウトランダーPHEV(Mitsubishi New Outlander PHEV)の詳細についてもチェックしていきたいと思います。
新型ノア/ヴォクシーの国土交通省の評価について
まずは新型ノア/ヴォクシーの安全性能や衝突性能、そして事故時の救助についての国土交通省の評価については以下の通り。
①予防安全性能
・従来よりもセンサーの検知範囲を広げ、歩行者や自転車に加えて交差点での車両や自動二輪車との出合頭事故など、対応する事故範囲を拡大した衝突被害軽減ブレーキの他、複数の予防安全システムをパッケージ化して標準装備
・踏み間違いなどによる衝突被害の軽減に寄与する踏み間違い時加速抑制装置は、歩行者や自転車を検知し加速抑制する低速時加速抑制機能を追加するなど低速域での支援範囲を拡大。
②衝突安全性能
・サードシートまで守る6つの SRS エアバッグ、全方位コンパティビリティボディ構造で、万が一の衝突時の乗員の傷害低減に貢献。
③事故発生時の救助
・事故時にエアバッグが展開した場合、自動でオペレータに接続して救援機関に通報するための車載通信機を標準装備。車両データから重傷確率を推定してドクターヘリの出動を要請する先進事故自動通報システムにも対応。
新型ノア/ヴォクシーの安全性能評価をチェックしていこう
そして気になる安全性能評価は以下の通り。
◇衝突安全性・・・ランクA(総合得点87.44点/100.0満点)
・フルラップ前面衝突:85%
・オフセット前面衝突:91%
・側面衝突:100%
・後面衝突頸部保護:89%
・歩行者頭部:79%
・歩行者脚部:100%
・シートベルトリマインダー:77%
◇予防安全性能・・・ランクA(総合得点91.00点/91.00満点)
・AEBS(対車):100%
・AEBS(対歩:昼):100%
・AEBS(対歩:夜):100%
・AEBS(対自転車):100%
・車線逸脱抑制:100%
・後方視界:100%
・高機能前照灯:100%
・ペダル踏み間違い時加速抑制:100%
◇事故後・・・先進型(総合得点8点/8点満点)
◇総合評価・・・ファイブスター★★★★★(総合得点186.44点/199点満点)