【価格は1,648万円】日本仕様の(2023年)フルモデルチェンジ版・新型メルセデスAMG SL43が遂に2022年10月24日に発売スタート!直4ターボMHVで1,600万円超えはインパクト凄いな…

2021年10月28日に北米向けが先行で発表されたため、日本仕様はちょうど1年後での発売に

2021年10月28日、北米市場向けとして先に発表されたメルセデスベンツのハイパフォーマンスブランドとなる新型メルセデスAMG SLクラス(Mercedes New AMG SL Class)ですが、遂に日本仕様も1年後となる2022年10月24日に発表・発売されました。

今回先に発売されたのは、エントリーグレードとなる新型AMG SL43で、最もパフォーマンスが抑えられながらも、価格帯としては最も安価なモデルとなります。

AMG SLクラスといえば、ハードトップタイプのオープン&2シーターのイメージが大きいのですが、今回のフルモデルチェンジにより初代300SL生誕から70周年を記念するモデルでもあるため、旧世代から馴染みのあるソフトトップルーフ&2+2シータースタイルを採用するなど、昨今のトレンドにもなっている原点回帰をイメージしたモデルでもあります。

またインテリアにおいても、アナログとデジタルとを融合した「ハイパーアナログ」デザインを採用しているところもポイントで、初代300SLのデザインをオマージュしながらもラグジュアリーにまとめられた一台となっています。


新型AMG SL43のエクステリアを見ていこう

こちらが今回発売された新型AMG SL43のエクステリア。

北米市場向け同様に、近年のメルセデスにて見られるエッジを効かせたデザインテイストでありながら、サメのように鬼気迫るようなアグレッシブなヘッドライトを採用し、フロントグリルはAMG特有の縦型基調となるパナメリカーナ。

足もとには20インチタイヤアルミホイール(フロント265/40R20インチ、リヤ295/35R 20インチタイヤ)を標準装備しますが、デュアル5スポークに円形のトリムをを採用するなど、ちょっと旧世代を彷彿とさせるような不思議なデザイン意匠に。

足回りについては、AMGイエローブレーキキャリパーが標準装備となっています。

ボディサイズが全体的に大きくなったことは、先代以前のオーナーからすると気になるポイントかも?

ちなみに日本仕様のAMG SL43の主要諸元をチェックしていくと…?

◇全長4,700mm×全幅1,915mm×全高1,370mm

◇ホイールベース:2,700mm

◇トレッド:(前)1,660mm/(後)1,625mm

◇最低地上高:115mm

ボディサイズだけを見ていくと、全長+37mm/全幅+38mm/全高+70mmと全体的に大きくなった印象で、全幅が1,900mm超えになったこと、そして快適性やマイルドハイブリッド搭載による影響なのか、全高が70mm高くなったのも気に所ですね。

専用プラットフォーム採用による価格アップは避けられない

プラットフォームは、メルセデスAMGの新規開発となるボディシェルを採用し、シャシー剛性の向上だけでなく、より精度の高いドライビングダイナミクスとラグジュアリー性、使い勝手という面でも考慮されているそうですが、他車種に展開されていない専用プラットフォームということもあり、おそらく開発コストも相当に掛かっていることが予想されます。

そう考えると、このあとに日本仕様の車両本体価格も公開しますが、開発費用分を回収するとなると、エントリーモデルでも優に1,500万円を超えてしまうのも致し方ないのかもしれません(それだけメルセデスにとってSLクラスは特別な存在なのかも?)。

2ページ目:ソフトトップルーフ採用によるメリットとは?内装やパワートレイン、価格帯は?