【悲報】トヨタ新型カローラクロスHEVに続きガソリンモデルも2022月10月で受注停止へ。トヨタはどんなに車種を増やしても「長納期」「すぐに売れる車が無い」状態に

2022年5月でHEVが受注停止となり、更に僅か5ヶ月でガソリンモデルも受注一旦停止となる新型カローラクロス

2021年9月に発表・発売されて1年以上が経過したトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)。

前回のブログでもお伝えの通り、発売から僅か8か月後となる2022年5月末でハイブリッド(HEV)の納期が1年半近くまで延びてしまったため早期的な受注一旦停止となりました。

この影響を受け、ハイブリッドモデルを検討していたユーザーがガソリンモデルへと流れるのではないか?と予想していたところ、案の定ガソリンモデルにもオーダーが集中し、気が付けばガソリンモデルも納期1年近くまで延びることに。

そして、ハイブリッドモデルの受注一旦停止から約5か月後となる2022年10月末をもって、遂にガソリンモデルも受注一旦停止となることが明らかとなりました。


2023年9月の一部改良に向け、生産調整のための受注一旦停止になる

なおここで注意してほしいのは「受注停止=販売終了」という意味合いではなく、2023年9月頃の一部改良モデルを発表・発売するための生産調整なので、2023年9月よりも以前に現在抱えているバックオーダー分を全て生産しなければならないため、これ以上のオーダー数を増やさないように一時的に止めるというもの。

とはいえ、これだけ部品供給不足や半導体の供給不足、そして昨今の世界情勢による急激な円安により、輸出が優先されていることから、おそらく日本市場向けの優先度が下がっていることも考えられます。

こうした影響を考えると、トヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)や(まだウワサ段階ですが…)レクサス新型NXのようにオーダーキャンセルが入ることも考えられそう。

つまり、一部改良前の2022年モデルを購入・契約しているにも関わらず、納期が間に合わずに2022年の生産が終了 → 一部改良後の2023年モデルへとスライドされ、改良後の価格アップでの再見積もりと再注文 → 一部仕様が変化したモデルが納車、という流れもあり得るかもしれませんね。

やはりグローバルモデルとして幅広く展開しているカローラブランドは強い

それにしても…比較的納期早めと云われているガソリンモデルでさえも納期1年近くまで延びてしまい、まだ発売されて1年1ヶ月ほどしか経過していないにも関わらず受注停止というのは非常に残念。

グローバルモデルとして幅広く展開している新型カローラクロスですが、海外市場向けの輸出が優先的に行われている可能性も高そうですし、「一体いつになったら納車されるの?」と不安に思う方も多いと思うんですね。

発表・発売当初、まさかここまでの長納期モデルとなり、更には中古車サイト・カーセンサーなどで新車価格よりも高額になることなど誰も予想していなかったでしょうから(なかにはモデリスタエアロ無しのハイブリッドで500万円超えも存在するほど)、そういった転売目的で同じ車種を複数台購入するユーザーも少なくはないのかもしれません。

あと今回の2022年10月末でのガソリンモデル受注一旦停止ですが、あくまでも私がお世話になっているトヨタディーラーでの話であり、しかし別の店舗では「既に受注停止済」というところもありますから、これからガソリンモデルを検討されている方は、一度最寄りのトヨタディーラーにて確認していただくことをおススメ致します。

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