これがフルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウス?bZ3風の先進的な顔つきながらもプリウス独自のスタイルを維持…スポーツ志向でこれまでの「悪しきイメージ」を払拭か

トヨタはプリウスのターゲット層や「プリウスのイメージ」を大きく変えたいのかもしれない?

2023年1月10日にハイブリッドモデルが先行にて発表・発売され、同年3月15日に遅れてプラグインハイブリッド(PHV)モデルが発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 70系)。

既に日本国内でも何度か開発車両がスパイショットされていて、現行50系に比べて車高が低く(一部の報道では全高-50mmとも?)クーペライクなボディスタイル、そしてAピラーはかなり寝かせられた状態であることが確認できています。

そんな新型プリウスはこうなる?というレンダリングが公開されているため、早速チェックしていきたいと思います。


これが次期プリウスのエクステリア?

via:Spyder7

こちらが今回、国内カーメディアSpyder7さんによって作成された新型プリウスの完成イメージレンダリング。

あくまでもイメージなので、オフィシャルのデザインと異なる部分はあるかもしれないですが、2022年12月にトヨタがEV戦略にて発表したピュアEVモデルに基づいた近未来的な顔つきで、ボディスタイルも現行以前のプリウス独自のハッチバックスタイルを継承しています。

現時点では、発表・発売時期以外に具体的な情報(パワートレインやグレード、ボディカラー、内外装デザイン、安全装備Toyota Safety Sense等)は展開されていないものの、様々なカーメディア情報を集約すると、プラットフォームはTNGA-Cの改良版であることが濃厚で、全長や全幅は現行に近いサイズ感を維持しながらも、全高を50mmほど?下げることでクーペハッチバック風に仕上げる可能性が高そう。

おそらく日本国内にてスパイショットされた開発車両も参考にしていると予想されますが、ヘッドライト意匠も中国市場向けとなるピュアEVセダンのbZ3っぽい近未来的な”フ”の字型ですし、フロントバンパーもグリル面積が小さく、アッパーグリルも水平基調で細長いデザインに仕上げられています。

HEVとPHVがどれだけデザインで差別化されるかは不明

via:Spyder7

ちなみにスパイショットされた開発車両の情報も参考にさせていただくと、フロントヘッドライトは”フ”の字型LEDデイライトよりも下部の水平基調部分が点灯し、フロントウィンカーは”フ”の字LEDデイライトが反転する仕組みになっていたため、全体的にまとまりのあるデザインであることは確か。

ただ今回公開されている完成イメージレンダリングは、プラグインハイブリッドモデルのプリウスPHVになるため、ハイブリッドモデルとどこまでデザインに差別化が施されるかは不明。

ほぼ同じ顔つきになるのか、それとも現行同様に全く異なる顔つきになるのか…この点は後日展開されるであろうティーザー画像やディーラーでのプロダクトガイドから明らかになるのではないかと予想されます。

個人的な予想としては、新型プリウスの発表・発売時期が2022年1月10日なので、新型ノア/ヴォクシーのように事前にティーザー画像が公開され、その後2023年1月13日~15日に開催される東京オートサロン2023にて、HEVとPHVのカスタマイズモデルが同時に発表されるのでは?と予想しています。

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