(2023年)フルモデルチェンジ版・ホンダ新型アコードのティーザー画像が遂に世界初公開!スポーティな顔つきで、ホンダ史上最大の12.3インチタッチスクリーン採用へ

公式デビューは2022年11月!遂にホンダが新型アコードの内外装をチラ見せ

2022年9月末をもって生産終了している日本仕様のホンダ・アコード(Honda Accord)。

フラッグシップセダンとしてホンダを支えてきましたが、しばらく日本国内では新型シビック(New Civic)が置き換えモデルとしてラインナップされます(シビックはセダンではなくハッチバックになりますが…)。

そんなアコードの北米仕様が、いよいよ2022年11月にフルモデルチェンジ版として全く新しい姿となって帰ってきますが、遂に2022年10月25日に内外装をチラ見せするティーザー画像を世界初公開しました。

今回はフロントマスクとリヤバンパー、そしてセンターナビゲーション周りが公開されていて、ホンダ史上最大となる12.3インチを採用することが明らかとなっています。


新型アコードのティーザー画像をチェックしていこう

こちらが今回、北米ホンダ公式が公開した新型アコードのティーザー画像。

既に申請されている意匠画像からも明らかの通り、ホンダのアイデンティティにもなっているハニカム形状のフロントグリルに加え、グリルパターンは組子調を採用しています。

ヘッドライト意匠は、新型ヴェゼルのようにLEDデイタイムランニングライトを上部に設けた水平基調で、その直下には両サイド2眼タイプのリフレクター式LEDヘッドライト、そして真ん中にはハイビームLEDが設けられた計三眼タイプ(この点は新型シビックやステップワゴンなどと共通)。

フロントノーズが角ばってアグレッシブに

そして驚きだったのがフロントノーズの形状。

これまではアーチを描くような丸みを帯びたノーズが印象的でしたが、今回のフルモデルチェンジによりプレスラインを設けた「角ばった」ノーズに変化することで、よりアグレッシブな表情へ変化しています。

北米ホンダは、今回公開した新型アコードについて「ミドルサイズセダンに興奮をもたらす」と説明し、加えて「より応答性が高く、運転が楽しいハイブリッドパワートレインを採用している」ことから、おそらく新型シビックe:HEV同様に排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジン+デュアルモーターハイブリッドを採用しているものと予想されます。

新型クラウンクロスオーバー風の非直結式一文字テールランプ

そしてこちらがリヤエンド。

リヤテールランプは、新型ヴェゼルを彷彿とさせる非直結式の一文字テールランプが採用されて引き締まりが強化され、雰囲気的にはトヨタ新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)風。

上方に反り上がるダックテールスポイラーに加え、リヤテールゲートの左下には”ACCORD”のネームバッジ、そして右下には”HYBRID”とグレードを意味する”TOURING”バッジが貼付されていますが、”e:HEV”のバッジが貼付されていないのが気になるところ。

遂に12.3インチディスプレイオーディオを採用!

続いて新型アコードのインテリアチラ見せ画像を見ていきましょう。

左側には10.25インチと思われるフル液晶メーターが採用されていますが、何よりも一番驚きだったのは、12.3インチのワイドナビゲーションディスプレイが搭載されていること。

ホンダのガソリン/ハイブリッドモデルとしては史上最大クラスだと思われ、これまでの最大クラスだった新型ステップワゴンの11.4インチよりも更に+0.9インチワイド化(ピュアEVでは中国ホンダのe:NS1/e:NP1の15.1インチタブレット型ディスプレイが最大)。

ディスプレイはフローティングタイプのため、おそらくHonda CONNECTディスプレイオーディオになると思われますが、グレードによって9インチと12.3インチに分けられるのか、それとも生産効率を高めるために12.3インチに共通化するのかは不明。

ちなみに12.3インチのワイドナビゲーションにアップデートすることで、物理スイッチが排除されているようにも見えますが、さりげなく左下の手前にはボリュームコントロールの”つまみ”らしきものが確認できますね。

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