フルモデルチェンジ版・レクサス新型RXに関する抽選方式が大手カーメディアでもリーク!新規(一般)枠が全国僅か500台の抽選だけでなく、「輸入車のみ」の下取りが条件?

2022-11-16

新型IS500も同様だが、今のレクサスの販売形式は決して歓迎されるものではない

2022年11月18日に発表予定となっているレクサスのフルモデルチェンジ版・新型RX。

既に大手カーメディアのベストカーさんも具体的な情報を展開しており、新型RXの販売方法についても記載していますが、その内容があまりにもシビアだとしてYahoo!ニュースのコメント欄も批判的な意見が多数。

これは前回のブログでもお伝えしましたが、今回の新型RXの販売方法については、既にレクサス車両を所有している既存オーナー枠と、これまでレクサス車を所有したことのない新規(一般)向け枠が設けられており、その中でも新規枠はとにかく狭き門となっています。

既にSNSでも具体的な情報が展開されていますが、新規枠は全国でたった500台のみの抽選方式とのことで、その抽選応募はメーカー側にて実施されるとのことですが、応募方法としてはネット応募ではなく最寄りのレクサスディーラーに訪問し、抽選に申し込むというもの。

この抽選方式は、レクサスが日本抽選限定500台のみ販売した特別仕様車IS500 F SPORT Performance First Editionと同じとのことで、エンジン体系/グレードを記載して申し込む予定だそうです。


新規枠の前提条件があまりにも厳し過ぎる件

これはまだメーカー公式ホームページにて掲載されたものではなく、あくまでも大手カーメディア・ベストカーさんが公開しているものになりますが、新規(一般)枠の前提条件があまりにも厳し過ぎるということ。

この情報が事実なら、レクサスは今後どういったユーザーに向けて販売していくのか?スーパーカーメーカーのように顧客を選んで販売するのだろうか?と思わせる内容なのですが、Yahoo!ニュースのコメント欄やSNSでも「こんなの買えるわけないじゃん」「買えるもんなら買ってみな?みたいなスタンスで来るレクサスに失望した」など、とにかく批判的な意見が殺到。

ちなみに、具体的な申し込み条件としては以下の通り。

①これまでレクサスを所有したことが無い

②輸入車の下取りがあること(買取業者ではなくレクサス店に下取りさせる)

③現金一括支払いはNG

④販売店ローンもしくはKINTO(リース)契約を義務付ける

4つの条件があるだけでも何ともシビアですが、何よりも一番驚いたのは②の下取り車が「輸入車」に限定されていること。

つまりトヨタ車含む国産自動車メーカーの車両下取りは認められないことを意味しますが、さすがにこの条件は厳しすぎ。

まだ確定した内容では無いにしても、ここまで来ると新規枠どころか「初の国産車ユーザー枠」と更に狭き門になってしまい、初レクサスを検討していた方も更に少なくなることが考えられそう。

「初めてのレクサスは新型RXだと決めていた」

なおSNSでは、「ずっと憧れてきたブランドで、初めてのレクサスは新型RXだと決めていたが、下取りが輸入車なら買えない…」「こんな厳しい条件を付けるということは、そもそも最初から買わせる気なんて無かったんじゃない?」と残念がる投稿も。

ちなみに新型RXの購入条件のなかに、「現金一括払いNG」「販売店ローンもしくはKINTO」「輸入車の下取り」を設けているのも、おそらく「高額転売を防ぐため」で、既に新型NXが高額値で転売されていることを考えると、新型RXも転売を防ぐ手段を選ぶのは致し方ないのかもしれません。

後だしで更に条件を追加することも考えられそう

あとは上の4項目には記載されていませんが、「下取り車は最低〇か月以上所有していること」や「〇台以上の複数台所有者はNG」といった記載は無いものの、ここ最近はトヨタ/レクサス並びに納期絡みで後だしじゃんけんが多発していることを考えると、こういった滅茶苦茶な条件も後から付け足すということも考えられそう。

何れにしても、今回ベストカーさんにて掲載された内容が全て事実だった場合、レクサスというブランドがまるでフェラーリやランボルギーニのように高嶺の花となってしまうのが残念に思う所です。

2ページ目:この後に苦しい想いをするのは販売店…そして新型RXプロトタイプが長野県にて先行展示される?