ホンダ新型ZR-Vの試乗車・展示車がいよいよ出荷!発表日となる2022年11月17日にはディーラーに配備予定…気になるグレード別での納期や人気グレードもチェック

新型シビックがベースながらも、コスパ高めの戦略的なSUVモデルで注目度も抜群

2022年11月17日に発表/2023年春頃に発売予定となっているホンダ新型ZR-V。

私も先行予約初日に購入・契約しましたが、上述の通り納車時期は2023年春以降を予定しています。

新型シビック(Honda New Civic)をベースとしたプラットフォームやパワートレインを設定していて、走りに特化したSUVになることが期待されていますが、いよいよこのモデルが2022年11月17日の発表日に備え、全国の販売店に向けて試乗車・展示車が出荷されているようです。

私の住んでいるエリアでも、各販売店向けに一時保管されているヤードに試乗車・展示車が準備されていて、早いところだと発表日にナンバー登録して試乗できるよう準備が進められるところもあるようです。


新型ZR-Vは思った以上の人気で、既に納期は1年近く

そこでやっぱり気になるのは、新型ZR-Vの2022年11月上旬時点での納期ってどれぐらいなのか?ということ。

2022年9月より先行予約がスタートしている新型ZR-Vですが、スペックや装備内容、質感の高さに対して294.9万円からというコスパ高めのSUVとなっていますが、おそらく競合モデルにはトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4、スバル・フォレスター(Subaru Forester)、マツダCX-5といったツワモノ揃い。

ホンダとしても決して負けられない巨大マーケットになるわけですが、戦略的な価格設定の影響なのか、既に納期は以下の通り1年近くとなっているようです。
※私がお世話になっているホンダディーラーでの納期情報のため、エリアや販売規模によって異なる可能性あり

【2022年11月上旬時点で注文した場合のグレード別納期一覧】

◇ガソリンX・・・2023年9月頃

◇ガソリンZ・・・2023年10月頃

◇ハイブリッドe:HEV X・・・2023年10月頃

◇ハイブリッドe:HEV Z・・・2023年11月頃

以上が、新型ZR-Vのグレード別納期一覧となりますが、あくまでも参考納期になるため、ここから更に早まる可能性もあれば、遅れる可能性もあります。

っというのも、2022年11月時点でのホンダの国内工場の生産稼働率は通常稼働に戻っており、これまで長納期問題で悩まされていた新型ヴェゼル(New Vezel)/ステップワゴン(STEPWGN)などが、1ヶ月ほど納期が短縮されているとの情報もあるため、もしかすると新型ZR-Vも納期短縮の対象に含まれるかもしれません。

日本仕様ではパノラマルーフやサンルーフの設定が無いのも長納期を避けるため?

しかも日本仕様のZR-Vでは、中国市場向けや北米市場向けHR-Vのように、パノラマルーフやサンルーフの設定が無いため、おそらくこれも新型ヴェゼルe:HEV PLaYのように長納期化を避けるためなのかもしれません。

現時点で日本仕様にパノラマルーフやサンルーフが設定されなかった理由は明らかではないものの、パノラマルーフが標準装備のヴェゼルe:HEV PLaYに関しては、発表直後から月産台数が数百台レベルと極端に少なく、すぐに納期1年近くまで延びてしまったことを考えると、ホンダ側としても「現実的な販売方法ではない…」と判断したのかも?

昨今の諸事情による部品供給不足や半導体不足などを考えると、リセールよりも納期優先で生産を進めているのかもしれません(昨今の中古車相場を見れば、サンルーフなどが無くても高く売れる事実)。

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