ホンダが2022年11月「1回目」の工場出荷目途一覧を更新!通常稼働に変わるも全体的に「半年以上」多め…但し新型ヴェゼルは全体的に1ヶ月ほど納期が早まっているようだ

通常稼働に戻ったことで、工場出荷目途一覧はどのように変化した?

トヨタやレクサス、スバルなどが定期的に更新しているラインナップモデルの工場出荷目途ですが、今回はホンダが2022年11月「1回目」となる工場出荷目途一覧を更新しています。

前回のブログでもお伝えしましたが、2022年10月のホンダ公式プレスリリースにて、同年11月から国内工場(鈴鹿製作所/埼玉製作所)の生産稼働率が「通常生産」に切り替わるため、それによって今後のラインナップモデルの出荷目途の前倒し(納期短縮)が期待されるところ。

今回その記念すべき11月1回目となる出荷目途ですが、具体的にどのように変化してきたのかチェックしていきましょう。


2022年11月7日時点での工場出荷目途一覧はこうなっている

まずは、2022年11月7日付けで最後に更新されたホンダのラインナップモデルの工場出荷目途一覧をおさらいしておきましょう。

なお、2022年10月31日時点での工場出荷目途から変化したポイントに関しては、太字にて記載しています。

【ホンダラインナップモデルの工場出荷目途一覧(2022年11月7日時点)】

◇アコード/工場出荷目途:1ヶ月程度/一部タイプ・カラーがお選びいただけない場合がございます。

◇シビック/工場出荷目途:半年以上

◇シビックe:HEV/工場出荷目途:半年以上

◇シビックタイプR(FL5)/工場出荷目途:半年以上

◇ステップワゴン・ガソリン車/工場出荷目途:半年以上

◇ステップワゴンe:HEV/工場出荷目途:半年程度 → 半年以上

◇フリード・ガソリン車/工場出荷目途:半年程度/一部タイプ・カラーではご案内している月数より早くご納車できる場合がございます。

◇フリード・ハイブリッド車/工場出荷目途:半年以上/一部タイプ・カラーではご案内している月数より早くご納車できる場合がございます。

◇フリード+ガソリン車/工場出荷目途:半年程度 → 半年以上/一部タイプ・カラーではご案内している月数より早くご納車できる場合がございます。

◇フリード+ハイブリッド車/工場出荷目途:半年程度 → 半年以上/一部タイプ・カラーではご案内している月数より早くご納車できる場合がございます。

◇ヴェゼル・ガソリン車/工場出荷目途:半年以上

◇ヴェゼルe:HEV/工場出荷目途:半年以上/一部タイプ・カラーがお選びいただけない場合がございます。

◇Honda e/工場出荷目途:3ヶ月程度

◇フィット・ガソリン車/工場出荷目途:半年以上

◇フィットe:HEV/工場出荷目途:半年程度 → 5か月以上

◇N-ONE/工場出荷目途:半年以上

◇N-BOX/工場出荷目途:半年以上 → 半年程度一部タイプ・カラーではご案内している月数より早くご納車できる場合がございます。

◇N-WGN/工場出荷目途:5ヶ月程度 → 半年程度一部タイプ・カラーではご案内している月数より早くご納車できる場合がございます。

◇N-VAN/工場出荷目途:半年程度 → 半年以上

via:Honda

以上が、2022年11月7日時点での工場出荷目途一覧となります。

出荷目途が前倒しになるどころか、全体的に「後ろ倒し」になっている?

先述にもある通り、2022年11月から国内工場生産の稼働率が通常稼働に切り替わるため、ようやく主要ラインナップモデルの工場出荷目途も短縮される?という期待がありましたが、上の一覧を確認していただく通り、太字にて変更されているところのほとんどが「遅れて」いることが確認できますね。

新型ステップワゴンやフリード+、N-VANのように「半年程度」から「半年以上」になってしまうと、7か月~1年ということも考えられるため、この点は実際に販売店に確認しないと何とも言えないところですが、販売店でも把握していないところもあるそうで、改めてこういった細かいところはメーカー側も説明責任を果たした方が良いのでは?というのが正直なところです。

2ページ目:新型ヴェゼルの納期は少しずつ短縮傾向に?納車ラッシュが続く新型シビックタイプRは2022年12月から失速する?