これトヨタから怒られそう…中国ZTEの「アルファードをパクった」ようなピュアEVモデル・新型Weiao BOMAが発表前に完全リーク!後ろ姿はアヴァロン風でオリジナル要素がほとんど無さそう

中国は過去に、ポルシェ・マカンやBMW i3等を模倣したモデルを発表・発売してきた

様々なモデルを模倣しているイメージの中国自動車メーカー。

今回は中国・深圳市に本社を置く通信設備および通信端末の開発・生産を事業とする企業ZTEが、新世代コンパクトピュアEVモデルとなる新型Weiao BOMA(中国表記:中兴 未奥)の開発を進めていたことが明らかとなり、そのモデルが中国MIITによってリークされました。。

このモデルは、日産や三菱がラインナップするピュアEV軽の新型サクラ(Nissan New SAKURA)/新型eKクロスEV(Mitsubishi New eK X EV)のようなコンパクトなスタイリングを持ち、それでいてフロントマスクはトヨタ・アルファード(Toyota ALPHARD)、リヤはアヴァロン(Avalon)にそっくりなデザインに仕上げられています。

一体どれだけアルファードにそっくりなのかチェックしていきましょう。


思った以上にアルファードにそっくりだった

こちらが今回、中華人民共和国工業情報化部(MIIT)によってリークされた、ZTE新型Weiao BOMAのエクステリア。

何かのCGレンダリングだろうか?と思わせるほどに、フロントマスクはトヨタ・アルファードに酷似していて、その見た目はまさに「ミニアルファード」。

ただ画像を拝見する限りだと、後席ドアはスライド式ではなく横開き式になっていることから、ミニバンというよりも街乗りメインの超コンパクトカーというイメージだと思いますが、ボディサイズは全長3,517mm×全幅1,495mm×全高1,660mm、ホイールベース2,495mmと軽自動車規格に近いサイズ感。

アルファードっぽいフロントマスクに気を取られてエクステリア全体を見落としてしまいそうですが、ボディスタイルやその雰囲気を見るからに、日産デイズ(Nissan Dayz)や三菱eKシリーズのような面影も見られ、「これって市販化を目指す前に何も指摘されなかったのだろうか…」と思う程。

街乗りメインのシティコミューターでシステム出力も41psと控え目

こちらは色違いのWeiao BOMA。

ピュアEVシティコミューターとして販売予定とのことですが、具体的な航続可能距離は不明ながらも、三元系のリチウムイオンバッテリーとシングルモーターを搭載することでシステム総出力41psを発揮。

どれほどの価格帯にて販売されるかは不明ですが、中国で大人気の激安EVでお馴染み宏光MINI EVに対抗する一台となるかもしれませんね。

なお足元のホイールは、14インチの鉄チンホイールが標準装備され、グレードもしくはオプションによって15インチアルミホイールも装着可能とのこと。

後ろ姿はトヨタ・アヴァロンに似ている?

そしてこちらはリヤビュー。

縦長のシルエットに対し、ワイド感を演出するためにセンター直結式の一文字テールランプを採用。

テールランプ意匠もどこかで見たことあるなぁ…と思っていたら、どうやら中国にて販売されているトヨタ新型アヴァロン(Toyota New Avalon)にもそっくり。

こちらが中国でも展開されているアヴァロンのリヤビュー。

改めてこうして見ると、アヴァロンもセンター直結式の一文字を採用していたんですね。

こちらは色違い。

内装までは確認できないものの、おそらくエクステリアほど派手なデザインではなくシンプルなものになりそうです。

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