遂に決着!マックス・フェルスタッペンが所有していたホンダ・シビックタイプR(FK8)が落札…気になる落札額は?そして三菱ミラージュが生産終了へ
個人的にはまだまだ高騰しても良かったと思えるプレミアムスポーツモデル
前回のブログより、欧州のオークションサイトcatawikiにて、2021年~2022年のF1ワールドチャンピオンに輝いたオランダのレーシングドライバーであるマックス・フェルスタッペン氏が以前所有していた、ホンダ・シビックタイプR(Honda Civic Type R, FK8)が出品されたことをお伝えしました。
そしてこのモデルが、遂に2022年12月22日に正式に落札されたことが明らかとなりました。
マックス・フェルスタッペン氏は、2015年に17歳という若さでF1レースの世界において2回の4位入賞を果たし、更に2016年にはレッドブルF1レーシングチームにて、スペイングランプリを制覇し、最年少18歳のF1優勝者となりました。
彼は、モナコとベルギーにも家を持っていますが、オランダのモータースポーツライセンスでレースをしており、オランダではホンダ・シビックタイプRを普段用として活用していました。
その後、2021年末には走行距離58,000kmに到達したところで、チャリティーオークションに出品し、収益金は全て脊髄損傷の治療法を見つけることに取り組む慈善団体Wings For Life Foundationへと寄付されました。
マックス・フェルスタッペン氏が所有していたシビックタイプR(FK8)は、日本円にして1,000万円以上にて落札!
こちらが今回出品されたマックス・フェルスタッペンしのシビックタイプR(FK8)。
チャリティーオークションに出品・落札された後、2人目のオーナーは僅か500kmほどしか走らせず、今回のcatawikiオンラインオークションに出品したわけですが、内外装ともにコンディションは抜群で、リヤエンドや内装のダッシュボードにはマックス氏のサイン付。
ボディカラーはホンダのレーシングカーカラーとしてもお馴染みとなるチャンピオンシップホワイト。
アグレッシブさとガンダムのような見た目は、比較的若者から支持が高く、その後のフルモデルチェンジでデビューしたFL5は、若者だけでなく中高年からの支持も非常に高いとのこと。
ダッシュボードにもしっかりとマックス・フェルスタッペン氏のサイン付で、オレンジのレッドブルキャップも併せてオークションに出品されました。
そんな気になるシビックタイプR(FK8)の最終落札価格は75,000ユーロ(日本円に換算して約1,060万円)。
当初予想されていた50,000ユーロ~60,000ユーロ(日本円に換算して約720万円~約864万円)を上回る落札額となりましたが、個人的には100,000ユーロ(日本円に換算して約1,400万円)を突破してもそれだけの価値はあると思っていたり…
シビックタイプR(FK8)のあとは、世界限定350台のみとなる新型NSXタイプSを所有しているマックス氏
ちなみに2022年12月時点では、マックス・フェルスタッペン氏が現在所有しているのは世界限定350台のみ販売されたホンダ(アキュラ)新型NSXタイプS。
ホンダが2年連続でF1世界チャンピオンに輝いたことを記念して、ホンダがマックス・フェルスタッペン氏にプレゼントした一台。
このときホンダCEOである倉石誠司 氏が、「マックス、ホンダを代表してお礼申し上げます。そして、日本GPで圧巻の走りで優勝し、2年連続でチャンピオンを獲っていただいたということで、2年連続のチャンピオンを祝うお礼も兼ねて、ホンダからプレゼントを用意しました」と直々にコメントしていたのが印象的。
HRCの渡辺康治 社長のドライブでプレゼントを受け取ったマックス・フェルスタッペン氏は、早速レーシングコースを1周ドライブし「ちょっとスピードテストをやってみたけど、完璧だ。本当にありがとう」と述べています。