(2023年)一部改良版・日産の新型GT-R R35が2023年春頃に発売予定!更にNISMOも販売継続…フルモデルチェンジ版・新型GT-R R36のデビューはまだ先になりそうか

ようやく日本仕様の新型GT-R R35に関する情報が入ってきた

日本国内では、既に受注停止となっている2022年モデルの日産GT-R R35/特別仕様車T-Spec/Nismo/Nismo Special Edition。

その後2022年10月には、一足早くアメリカ市場向けとなる(2023年)一部改良版・新型GT-R R35が発表・発売されましたが、今回は日本市場向けについてチェックしていきたいと思います。

私がいつもお世話になっている日産ディーラーにて取材させていただいたところ、一部改良版・新型GT-R R35は2023年春頃に発売を予定しているとのことで、先行予約並びにグレード別価格帯とメーカーオプションの配信、見積もり作成時期は2023年2月~3月頃を予定しているそうです。

今回の一部改良でどのようなポイントが変更されるのか?一部カーメディアが報じていたマイルドハイブリッドの設定はあるのかチェックしていきましょう。


(2023年)日本仕様の新型GT-R R35の改良・変更内容はこうなっている

早速、日本仕様の新型GT-R R35の改良・変更内容をチェックしていきましょう。

【(2023年)新型GT-R R35/GT-R R35 NISMOの一部改良内容一覧(暫定版)】

[スタンダードグレード]

◇内外装の大幅な刷新は無し

◇マルチメディアシステムのアップデートや変更無し

◇ボディカラーの追加設定も特に無し

◇パワートレインの変更は特に無く(マイルドハイブリッドは設定しない)、エンジンスペックの変更も無し

◇騒音規制(フェーズ2)などの法規制対応によるマフラー変更

◇フロント・リヤバンパーの一部デザイン変更(NISMOの技術を活かして空力特性を向上)

◇Vモーショングリルのデザインを変更

◇リヤウィングの形状変更でダウンフォース量増大

◇足回りブレーキング性能の変更は特に無いが、サスペンションの味付け変更

◇アルミホイール意匠は変更せず、ホイールカラーを変更


[NISMO(ニスモ)]

◇フロント・リヤバンパーの一部デザイン変更(NISMOの技術を活かして空力特性を向上)

◇Vモーショングリルのデザインを変更

◇NISMO専用フロントカナードの形状変更により空力特性向上

◇リヤウィングの形状によるダウンフォース量増大

◇パワートレインの変更は特に無く(マイルドハイブリッドは設定しない)、エンジンスペックの変更も無し

◇騒音規制(フェーズ2)などの法規制対応によるマフラー変更

◇内装はブラック×レッドのデュアルトーンタイプだが、レッドの差し色を少なく設定

◇NISMO専用RECARO(レカロ)シートのデザイン&形状変更

上の項目にもある通り、基本的なパワートレインや内外装デザインの大幅な変更、そしてグレードの大幅な見直しは無いとのこと。

そしてハイパフォーマンスグレードNISMOも継続されるとのことですが、今回の2023年モデルが新たに販売されることで、現行のNISMO Special Editionや特別仕様車T-Specの相場がどれだけ変化するのかも気になる所。

GT-R R35の中古車相場はおかしなことになっている

っというのも、国内オークションサイトや大手中古車サイト・カーセンサーでは、既にGT-R R35の相場が全体的に高騰していて、特にT-SpecはPremium Editionで約7,000万円というとんでもない価格で売りに出されています。

より希少性の高い特別仕様車Track edition engineered by NISMO T-Specになると、もしかすると1億円超えになるのでは?との噂もありますが、おそらく2023年モデルでも特別仕様車が登場する可能性は高いですし、新車販売価格の2倍~3倍ぐらいで取引されることも十分考えられそうですね。

2ページ目:2023年モデルの新型GT-R R35はどれだけ値上げする?次期R36は全く新しいハイブリッドが採用される?