【価格は日本円で約1,700万円から】(2023年)一部改良版・日産の新型GT-R R35の内外装並びにグレード別価格帯が米にて一足早く公開!グレードは僅か2種類のみ

アメリカにて一足早く2023年モデルが公開されたということは、日本向けも同じ仕様になる?

日本国内では既に受注停止となっている2022年モデルの日産GT-R R35/特別仕様車T-Spec/Nismo/Nismo Special Edition。

何れも「2022年モデルをもって最後のR35」ともいわれ、中古車市場では新車価格よりも2倍以上の価格帯にて取引されているものもありますが、今回2023年モデルとなる一部改良版・新型GT-R R35が一足早くアメリカにて発表されました。

複数のマイナーチェンジと一部改良を繰り返してきたGT-R R35ですが、2023年モデルでは法規対応やグレード構成の見直し、2022年モデルよりも値上げするなど極めて小変更ではあるものの、このモデルもいつまで生産されるかわからない希少なスポーツモデルということで、おそらくアメリカでも早期的に受注停止になるのでは?とも噂されているようです。

一体どのような変更が入り、グレード構成はどのように見直されるのか?そして価格帯はいくらぐらいになるのかチェックしていきましょう。


2023年モデルは特に大きな変更はないようだ

こちらが、今回世界初公開された2023年モデルとなる一部改良版・新型GT-R R35のエクステリア。

外観を確認する限りでは特にこれといった変更は無く、足もとのアルミホイールやリヤウィングの形状なども同じですし、ヘッドライト意匠も継続。

パワートレインも、これまでと同じ排気量3.8L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力565hp/最大トルク633Nmを発揮、トランスミッションは6速DCTのみ、駆動方式は四輪駆動(AWD)を搭載します。

大きく異なるのは新生”NISSAN”エンブレムが採用されたぐらい?

リヤビューも特に大きな変更もなく、スカイライン時代から受け継がれている片側2灯式の丸形テールランプを採用し、リヤエンドには新生”NISSAN”エンブレムを貼付。

ちなみに新生”NISSAN”エンブレムは2022年より採用されており、リヤエンドだけでなく、足もとのアルミホイールセンターキャップや、エンジンヘッドにも新しいデザインに変更されています。

NISMOも特に大きな変更は無し

今回の北米日産公式プレスリリースでは、ハイパフォーマンスグレードNISMO(ニスモ)の画像が公開されていませんが、こちらももちろんラインナップ。

パワートレインは、スタンダードグレードよりもアップデートされたGT3仕様のレースカーが使用するものと同様のターボチャージャー及びチューニングが施され、最大出力600hp/最大トルク652Nmを発揮。

そして足回りについては、改良版のスポーツサスペンションがインストールされ、Brembo製カーボンセラミックブレーキによる強力なブレーキング性能向上、そして一部カーボンボディパネルも採用されています。

2ページ目:2023年モデルとなる新型GT-R R35の価格帯は?そして日本仕様はどうなる?