2022年にBring A Trailerで最も落札額の高かった車ランキング10!全体ではダントツでラ・フェラーリアペルタ、EV部門はGMCハマーEVが1位~4位を独占、SUV部門がほぼメルセデスGクラス

オークションの上位を占めるブランドは決まってフェラーリ

海外のオンラインオークションサイトでお馴染みBring A Trailerが、「2022年最も落札額の高かった車ランキング10」を公開。

Bring A Trailerが2022年(1年間)に出品した全車種の中から、「全体でのトップ10」「ピュアEV部門のトップ10」「SUV部門のトップ10」の3種類をご紹介。

ただし、このランキングで見られる自動車メーカーの多くがフェラーリやブガッティ、メルセデスベンツ、ポルシェとかなり限定的になっている一方、ブランド力が強く、長期的に見ても資産価値のあるモデルということを意味したランキングになっているのかもしれません。

ちなみに2020年にBrand Financeが発表した「世界で最も強力なブランド」には、フェラーリがディズニーやコカ・コーラ、ロレックスを抑えて1位を獲得しています。

早速、各部門のランキングとどれぐらいの価格帯にて落札されたのかを見ていきましょう。


2022年に全体で最も高く売れた車ランキング10はこうなっている

まずはBring A Trailerが公開する「2022年に全体で最も高く売れた車ランキング10」を見ていきましょう。

【2022年最も高く売れた車ランキング10(全体)】

1位:フェラーリ・ラ・フェラーリアペルタ(2017年)・・・5,360,000ドル(日本円に換算して約7億円)

2位:ブガッティ・シロン・ピュールスポール(2021年)・・・3,800,000ドル(日本円に換算して約5億円)

3位:フェラーリF50(1995年)・・・3,305,000ドル(日本円に換算して約4.3億円)

4位:メルセデスベンツ680 S Sport/4(1927年)・・・2,800,000ドル(日本円に換算して約3.7億円)

5位:メルセデスベンツ770K 4ドア・カブリオレby Voll & Ruhrbeck(1930年)・・・2,555,555ドル(日本円に換算して3.4億円)

6位:フェラーリF40(1992年)・・・2,440,444ドル(日本円に換算して約3.2億円)

7位:ポルシェ959コンフォート(1987年)・・・2,120,000ドル(日本円に換算して約2.8億円)

8位:ポルシェ918スパイダー・ヴァイザッハパッケージ(2015年)・・・2,025,000ドル(日本円に換算して約2.7億円)

9位:ポルシェ・カレラGT(2005年)・・・2,000,000ドル(日本円に換算して約2.6億円)

10位:ポルシェ918スパイダー・ヴァイザッハパッケージ(2015年)・・・1,975,000ドル(日本円に換算して約2.6億円)

ランキングとしては以上の通りで、やはり最も高額なのは、世界限定209台+1台のみ生産されたラ・フェラーリアペルタ(LaFerrari Aperta)の約7億円。

その次はブガッティが60台のみ販売したブガッティ・シロンピュールスポール(Bugatti Chiron Pur Sport)の約5億円ですが、こうしてみるとラ・フェラーリの価値は他を一切寄せ付けないレベルで、他のオークションでは約10億円にて取引されたことも。

この他にも、年数が経つにつれて徐々に高騰しているフェラーリF40/F50、そしてポルシェ918スパイダー・ヴァイザッハパッケージも8位と10位にランクインしています。

2ページ目:ピュアEVモデルとSUVモデルで最も高く落札されたのは?