スタッドレスだと燃費は結構落ちるな…フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンe:HEVの高速道路燃費は?2列目シートヒーターには「ちょっと嬉しい機能」も

新型ステップワゴンにスタッドレスタイヤを履かせて初めての高速道路へ!

2022年6月に納車されてもうすぐ7か月が経過するホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]。

走行距離も4,500kmを突破し、春頃までには6,000kmに到達するのではないかと予想されますが、今回は新型ヴェゼル(New Vezel)に履かせていた16インチスタッドレスタイヤを装着しての高速道路+下道の実燃費、そして2列目シートヒーターのちょっとした嬉しい機能についてご紹介していきたいと思います。

前回のブログでもお伝えしましたが、SPADA PREMIUM LINE専用の17インチタイヤアルミホイールから、ヴェゼルの16インチスタッドレスタイヤホイールに履き替えたことで、タイヤ幅は+10mm、タイヤ外径も+20mmアップしています。

これにより、転がり抵抗が大きくなり、燃費性能にも大きく影響してくると思いますが、17インチサマータイヤに比べてどれほど変化するのでしょうか。


スタッドレスタイヤを装着してのステアリングフィールは重め、高速道路での突き上げは少し気になる

今回は約350kmほどの高速道路+下道走行での実燃費をチェックしていきたいところですが、まず16インチスタッドレスタイヤを装着しての高速道路での走りを簡単にまとめていきたいと思います。

上述の通り、タイヤ幅が大きくなり、タイヤ外径も大きくなったことでステアリングフィールは重めながらもどっしりとした走りと安定感は高いと考える一方、道路と道路のつなぎ目のところでは、後方からの突き上げが少し目立つ印象。

タイヤのカタさや重みなどが影響しているのかは不明ですが、17インチ純正タイヤホイールの乗り心地の方が上質で、突き上げも少なく、それでいてザラザラ音やロードノイズを感じにくいのが正直なところです。

だからといって長時間運転できないとか、そういったいった問題は全く無く、片道100km以上でもノンストップで余裕で走行できるほどなので、元々のポテンシャルが高いことは確かです。

高速道路+下道の往復 約350kmの実燃費はこうなっている

そしてここからは、16インチスタッドレスタイヤホイールを履かせたときの高速道路(全体の85%)+下道(全体15%)の実燃費をチェックしていきたいと思います。

走行条件としては、車内に4人(大人2人+子供2人)、フロント・リヤエアコン稼働、フロント・リヤシートヒーター稼働で、周りの流れに合わせつつ、アダプティブクルーズコントロールにて一定速度での走行を行っています。

[往路①(走行時間40分)]
走行距離:33.6km
平均燃費:13.4km/L
ガソリン消費量:2.5L

[往路②(走行時間112分)]
走行距離:134.5km
平均燃費:14.8km/L
ガソリン消費量:9.1L


[復路①(走行時間7分)]
走行距離:2.3km
平均燃費:13.1km/L
ガソリン消費量:0.2L

[復路②(走行時間110分)]
走行距離:132.6km
平均燃費:15.5km/L
ガソリン消費量:8.6L

[復路③(走行時間44分)]
走行距離:38.9km
平均燃費:17.8km/L
ガソリン消費量:2.2L


[往復(走行時間313分)]
走行距離:341.9km
平均燃費:14.5km/L
ガソリン消費量:23.6L
ガソリン代(1L=165円で換算):3,894円

高速道路+下道含めての往復341.9km走らせての実燃費としては14.5km/Lとまずまず。

カタログ燃費のWLTCモード平均燃費19.5km/Lや、WLTC高速道路モード燃費18.9km/Lに比べると悪化はしているものの、これまでの経験則からサマータイヤに比べて1インチダウンしたスタッドレスタイヤでの実燃費は1割~2割ほど悪化するのは想定の範囲内。

あとは普段使いしていくなかで、満タン法だとどれぐらい走れるのか、今後も細かくレポートしていきたいと思います。

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