遂に来た!スズキが新型5ドアジムニーと新型フロンクスの2車種を世界初公開!5ドアジムニーはマイルドハイブリッドの1.5Lエンジン搭載、フロンクスは2種類のエンジンをラインナップ
スズキ新型ジムニー5ドアとフロンクスの仕様についてチェックしていこう
新型ジムニー5ドアは、ジムニーシエラと同じ1.5Lエンジンを搭載
続いて、もう一つ気になるのがスズキ新型ジムニー5ドアのパワートレイン。
一部報道では、ハイブリッドや新世代パワートレインが採用されるのでは?との噂もありましたが、スズキ公式によれば排気量1.5L 直列4気筒エンジン+マイルドハイブリッドが搭載されるとのことで、トランスミッションも4速AT/5速MTの何れかから選択が可能とのこと(駆動方式は四輪駆動のみなのかは不明)。
つまりはジムニーシエラと同じパワートレインであることがわかりますし、日本国内でも販売されれば一定のファン層からの支持が得られるのも間違いないと思います。
ちなみに、システム総出力は105hp/6,000rpm、システムトルクは134Nm/4,400rpmを発揮するとのこと。
そしてボディカラーについては、モノトーンとブラックルーフの2トーンが展開される予定で、モノトーンのみだと5色と少な目ながらも、基本的にはジムニー/ジムニーシエラの人気カラーがメインになるとのことです。
ちなみにジムニー5ドアのモノトーンカラー5色の詳細は以下の通り。
◇パールアークティックホワイト
◇ブルーイッシュブラック
◇ネクサブルー
◇グラナイトグレー
◇シズリングレッド
新型フロンクスの仕様もチェックしていこう
続いては新型フロンクスを見ていきましょう。
新型フロンクスの概要もチェックしていくと、力強さと流麗さを際立たせた新しいクーペスタイルと取り回しの良さを備えた新ジャンルのSUVとのこと。
日本市場でも販売されているクーペSUVといえば、トヨタC-HRやマツダCX-30、ホンダ・ヴェゼル(Honda Vezel)のようなスタイルに属すると考えられますが、ようやくスズキからもこういった都会派SUVをラインナップ。
迫力と厚みのあるハニカム形状のフロントグリルや、横への張り出しを強調したフロント・リヤスタイルでSUVの力強さや存在感を表現。
また、リヤへ向かって美しく傾斜を描くクーペスタイルで、流麗かつ伸びやかなプロポーションを強調していますが、ボディサイズは全長3,995mm×全幅1,765mm×全高1,550mmと、先ほどのジムニー5ドア同様に全長4,000mm未満をキープしています。
なぜ全長4,000mm未満なのか?
それではどうして「全長4,000mm未満をキープしているのか?」というと、これはインド特有となる税制サービスGSTの負担が最も軽くなるからで、インド市場では全長4,000mm以下、ガソリン車で排気量1.2L/ディーゼル車で1.5Lを超えないモデルに限り「小型車」として扱われることから、GST税率+目的税率を足し合わせた合計税率が29%とガソリン車の中で最小に抑えられます(EVは12%)。
日本でも全幅1,700mm以上になってしまうと5ナンバー→3ナンバーになってしまうのと同じで、インド市場では税率が大きく異なることを考えると、イニシャルコストやランニングコストに優れたモデルに人気が集中するのは納得できるところ。
パワートレインは2種類をラインナップ
ちなみに新型フロンクスのパワートレインは、排気量1.0L直噴ターボ+マイルドハイブリッドモデル(5速MT&6速AT)と、排気量1.2Lガソリンモデル+アイドリングストップシステム付(5速MT&AGS)の2種類がラインナップされる予定。
室内については、上質感のある内装とスペースを有効活用した快適な空間を提供すると同時に、全方位モニターやヘッドアップディスプレイなどの先進装備、さらにはワイヤレスチャージャーや後部座席のエアコン吹き出し口などの快適装備も備えているとのことで、スズキのラインナップモデルでは最も装備内容が充実した一台かもしれませんね。
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Reference:Suzuki