【悲報】フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビック(FL1 & FL4)が2023年3月2日、新型ヴェゼルが2月16日以降に受注一旦停止へ…一体どんな部品が不足しているの?

2023年2月に入り、とある部品が大幅に不足し納期が大変なことになっているようだ

前回のブログにて、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic TYpe R, FL5)に続き、スタンダードモデルのシビック(FL1)とシビックe:HEV(FL4)も受注一旦停止となることをお伝えしましたが、これらについて更に詳細な情報を入手しましたのでチェックしていきたいと思います。

ホンダ公式プレスリリースにて2023年1月26日時点で公開した内容だと、鈴鹿製作所/寄居完成車工場ともに、同年2月上旬の生産稼働率は通常稼働となっていて、主に生産の影響を受けるのは新型シビックやステップワゴン、ヴェゼルという風に記載されていましたが、特にこれら3車種を中心に、今後の納期は更に深刻化するとのこと。

具体的にどのような影響を受けるのかも見ていきましょう。


一部改良版・新型ヴェゼルは2023年2月16日に受注一旦停止予定

まずはホンダの主要モデルの一つでもある新型ヴェゼル(New Vezel)ですが、こちらは2023年2月16日以降に受注一旦停止予定とのこと。

但しここで注意してほしいのは、生産終了という意味合いではなく、あくまでも部品供給が安定するまでは受注・バックオーダーを増やさないという意味になるそうです。

ちなみに受注一旦停止となる理由は、この後に登場する他のモデルとも同じなのですが、どうやらブラインドスポットインフォメーション[BSI]用の半導体が大幅に不足しているから。

ホンダは現在、対策として他メーカーのBSI専用半導体を調達できるように調整しているとのことですが、こちらもあくまでも対策が進めらている段階なので、どのタイミングで半導体の供給元が切り替わり回復するのか、受注再開するのかは不明とのことです。

ちなみにBSIを搭載していないエントリーグレードのガソリンGやe:HEV Xに関しては、e:HEV Z/e:HEV PLaYに比べて納期は短めではあるものの、それでも半年以上ですし、各販売店で受注制限が入っているそうです。

新型シビック(FL1 & FL4)は2023年3月2日に受注一旦停止予定

続いては新型シビック・ガソリン(FL1)とシビックe:HEV(FL4)ですが、これら2車種も2023年3月2日に受注一旦停止予定で、ホンダ公式ホームページでも本件に関するアナウンスが入る予定とのこと。

シビックに関しても、ハイパフォーマンスモデルのシビックタイプR(FL5)同様にブラインドスポットインフォメーション[BSI]を標準装備のため、全グレード共通で納期遅れが発生しているそうです。

ちなみに前回のブログにて、シビックタイプR(FL5)のバックオーダー分に関しては2025年下期までに生産完了予定、という風にお伝えしましたが、今回のように車載半導体不足が深刻化すると、2026年以降にずれ込む恐れもあるとのこと。

2023年冬頃の受注再開の計画があることもお伝えしましたが、もしかするとこれも一旦中止もしくは遅れ傾向になることも考えられるかもしれませんね(受注再開に関する新たな情報が入りましたら、当ブログでも展開していきたいと思います)。

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