【価格は日本円で約217万円から】マイナーチェンジ版・トヨタ新型ヤリスがタイにて発表・発売!見た目はカローラ顔、グレードは全4種類をラインナップ

ヤリスXP150として発売されて約10年、今回で3回目となるマイナーチェンジへ

タイ市場向けとして2013年から販売されてきたトヨタ・ヤリスXP150(Toyota Yaris)ですが、今回このモデルが3回目となるマイナーチェンジ版として新しく発表・発売されたことがあきらかとなりました。

日本や欧州市場、東南アジアなどにて販売されているヤリスですが、各国によってデザインやグレード構成、パワートレインなどが大きく異なり、そのなかでもタイ市場向けとして販売されている新型ヤリスXP150は、中々に個性的。

日本市場向け同様にエネルギッシュな顔つきであることは確かですが、どのように異なるのか見ていきましょう。


名前はヤリスだが見た目はカローラ顔

こちらが今回公開された、タイ市場向け新型ヤリスのエクステリア。

ヤリスというよりも、どちらかというとカローラスポーツに近いような顔つきでで、個人的には日本市場向け同様にエネルギッシュで好み。

ただ、2013年に発売されたヤリスXP150がベースになっていることもあり、現在の日本市場や欧州市場などにてラインナップされているヤリスのTNGA-Bプラットフォームとは異なりますし、同じタイ市場向けでダイハツのOEMモデルとしても有名なヤリスエーティブ(Ativ)/ヴィオス(Vios)のDNGAプラットフォームとも全くの別物。

エンジンは旧世代から継承する1.2リッター直4 NA

タイ市場向けの新型ヤリスは、2013年の発売から流用されている旧世代EFCプラットフォームがベースになっていて、1回目のフェイスリフトが2017年、2回目が2020年、そして3回目が今回の2023年3月となります。

トヨタのデザイン言語の一つでもあるキーンルックグリルや、新型プリウス(New Prius)のようなハンマーヘッドでもなく、よりエネルギッシュさを演出するための大口グリルは継続されていて、ヘッドライト意匠もL字型デイライトを装備し、グリル周りは金属調塗装やクローム調アクセントではなく、シンプルなブラック塗装に仕上げられています。

ちなみにパワートレインは、排気量1.2L 直列4気筒自然吸気エンジンのみをラインナップし、最高出力92ps/最大トルク109Nmを発揮、トランスミッションはCVTのみをラインナップ、駆動方式は前輪駆動[2WD]のみとなります。

見れば見る程にカローラ顔だが、大口グリルは新型ノア風?

真正面から見てみるとこんな感じ。

この角度から見ると、いかにもカローラ顔で、ヘッドライト意匠は単眼LEDヘッドライトに非LEDのフロントウィンカーを搭載。

フロントグリルパターンも見ていくと、全体的にスポーティなメッシュパターンにするのではなく、水平基調のバーを設けつつ、ロアグリルパターンをメッシュ仕上げにしていますね。

ちなみにヘッドライト点灯じはこんな感じ。

大口グリルや水平基調のデザインなど、ヘッドライト意匠を除けば概ね新型ノア(New Noah)に近いものがありますが、タイ市場向け新型ヤリスの存在感も十分。

リヤビューは背高いオーリス風?

リヤビューはこんな感じ。

テールランプはオーリス(Auris)のような雰囲気で、リヤディフューザーにはフィンが4つ設けられスポーティに演出。

ちなみにこのモデルでは、メーカーオプションにて様々なボディキットパッケージを準備しているそうで、ルッソパッケージは、フロントバンパーにフィンを追加し、リアスポイラーエクステンションやディフューザー中央にテールパイプなどのアクセサリーを追加。

ヤリスプレストパッケージはは、スプリッターやサイドスカート、リヤウィング、大型リヤディフューザー、デュアルテールパイプをセット装備。

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