これが日産のフルモデルチェンジ版・新型スカイラインクロスオーバー?トヨタ新型クラウンクロスオーバー/クラウンスポーツに対抗で、Vモーショングリルは敢えて非採用?
生産・納期がかなり厳しい状況ではあるが、市場を盛り上げる意味ではスカイラインクロスオーバーは有りだと思う
日産のエントリーセダンであり、フラッグシップスポーツセダンでもあるV37スカイライン(Nissan V37 SKYLINE)。
2022年モデルでは、V型6気筒エンジン+ハイブリッド(HEV)が排ガス規制の絡みで生産並びに販売終了となり、残るはV型6気筒ツインターボエンジンを搭載するガソリンモデルのみの販売となりました。
そんなV37スカイラインの派生車種&次期型として、新型スカイラインクロスオーバー(New SKYLINE CROSSOVER)が登場し、デザインはこうなる?という完成イメージレンダリングが公開されています。
これまでの日産のデザイン言語とは全く異なる顔つきになる?
こちらが今回公開された、日産の次期スカイラインクロスオーバーの完成イメージレンダリング。
※Spyder7様からの引用
これまでの日産のイメージやデザイン言語が大きく異なる内容で、特にフロントグリルは、日産独自のVモーションではなく、どちらかというとレクサスのスピンドルグリルに近いデザインに。
グリルフレームはスポーティなメッシュパターンではなく、ちょっと水平基調に近いデザインで、更にフロントヘッドライト直下にまで伸びるようなメッキ調加飾のシグネチャーウィングも特徴的。
具体的なボディサイズまでは不明ですが、シルエットだけ見ると滑らかなラインを持つピュアEVクロスオーバーの新型アリア(New Ariya)に加え、フロントマスクはどことなくキックスe-POWER(New Kicks)のような力強さもあったり。
次期スカイラインクロスオーバーは全く新規開発モデル?それともQXシリーズの日本版?
ちなみにこのスカイラインクロスオーバーですが、当初は北米市場向けインフィニティEX35の派生版&日本市場向けとして2009年~2016年に販売された一台ですが、海外市場では2014年よりQX50という名称で再び販売をスタート。
その後は改良を重ねるなどしてデザインや機能性をブラッシュアップし、更に新たな上位モデルとして、日本の折り紙から着想を得たというメッシュパターンを独自に採用した新型QX55が登場しました。
次期スカイラインクロスオーバーは、インフィニティQXシリーズの日本版という形で販売されるのか、それとも日本市場向けにリフレッシュして販売されるのかは明らかになっていませんが、現在の日産の生産状況や納期などを見ると、全くの新規開発で取り組むことは難しいかもしれず、もしかするとQXシリーズの日本版という形が最も現実的なのかもしれません。