これが日産のフルモデルチェンジ版・新型スカイラインクロスオーバー?トヨタ新型クラウンクロスオーバー/クラウンスポーツに対抗で、Vモーショングリルは敢えて非採用?

よくよく考えてみると、日産は2023年3月時点でSUVモデルが買えない

北米でのインフィニティブランドとなるSUVモデルは複数登場していますが、日本では残念ながらQXシリーズの派生車種は登場することなく、主力モデルの新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)とアリア、そしてキックスの3車種のみですが、よくよく考えてみると、これら3車種も2023年3月19日時点では受注を一旦停止中なんですね。

受注停止の要因は、部品や半導体の供給不足が主と云われていますが、一方で国内市場向けではなく、海外市場向けを優先的に生産しているとの情報もあるため、トヨタのように急きょ国内向けの生産振り分けが増え、一気に納期短縮ということも考えられるかもしれません。


新型スカイラインクロスオーバーはインテリアに力を入れる?

via:Spyder7

少し脱線してしまいましたが、引き続き新型スカイラインクロスオーバーについてチェックしていきましょう。

これまでの日産のデザイン言語を大きく変える可能性がある一方で、Spyder7さんによればインテリアも大幅に刷新する可能性が高いとのこと。

具体的には、アリアやエクストレイル、新型セレナ・ルキシオン(New Serena e-POWER LUXION, C28)のように12.3インチのフル液晶メーター+12.3インチのワイドナビゲーションディスプレイ、そしてハンズフリー機能付きとなるプロパイロット2.0が設定されることが濃厚とのこと。

パワートレインに関しては、現行V37スカイライン(V37 SKYLINE)にも搭載の排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルや、排気量2.0L 直列4気筒VCターボエンジン+デュアルモーターを組み合わせたシリーズハイブリッドe-POWERも設定されるとのこと。

もちろん、これらの情報はあくまでも推測の範囲内になるため、実際に市販化されるかまでは不明です。

競合モデルは、トヨタ新型クラウンクロスオーバー/クラウンスポーツが濃厚か

そしてもう一つ気になるのが競合モデル。

日産の伝統あるスカイラインシリーズにクロスオーバースタイルが設定されるのであれば、最も近しい競合モデルはトヨタ新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)が濃厚ですし、スペック次第では2023年夏頃に発売予定の新型クラウンスポーツ(New Crown Sport)も競合の対象になるかもしれませんね。

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ちなみにクラウンスポーツですが、既に愛知県などの公道にて度々スパイショットされており、フロントマスクはクラウンクロスオーバー風、リヤは新型ハリアー(New Harrier)とGRスープラ(New GR Supra)のミックス版、ボディサイズもハリアーに近しいところ。

仮にスカイラインクロスオーバーが市販化されるのであれば、どれ位の価格帯にて販売されるのか気になるところ。

なお次期スカイラインクロスオーバーのデビュー時期については、どうやらフルモデルチェンジ版・新型V38スカイラインが先に2024年にデビュー予定とのことで、その後派生車種という形でクロスオーバーが2025年にデビュー予定とのことですから、まさにクラウン群と真っ向から勝負するモデルとなりそうです。

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Reference:Spyder7