フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンの部品不足が深刻?車両納期だけでなく、不具合のあったシートレールやマイコン等の交換用部品の入荷時期も不明

ステップワゴンだけに限った話ではないと思うが、これからホンダはかなり厳しい状況に立たされるかもしれない…

2022年6月に私に納車されて9か月以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]。

走行距離も6,000kmに迫る勢いで、主に中~長距離移動&家族旅行用として活用している一台ですが、前回のブログでも紹介した通り、本モデルの助手席側シートレールもしくはアタッチメントに不具合があるのか、走行中にシートがほんの少し前後にスライドするんですね。

この他にも、左後席側のスライドドア・パワーウィンドウが動かず、モーター音のような「キーン」という甲高い音のみが聞こえてくるため、これら2つの不具合をホンダディーラーにて確認していただいたところ、保証の範囲内で新規パーツに交換していただくこととなりました。


パーツの入荷時期は不明…交換用部品も不足している?

ただ、私がいつもお世話になっているホンダディーラーの情報によると、交換用部品の入庫が遅れているらしく、具体的にいつ頃に部品がディーラーに入庫するのかわからないとのこと。

おそらくは部品不足による影響ではないかと予想されますが、しばらくステップワゴンでの長距離移動が難しくなる恐れがあり、近場もしくは中距離移動メインで活用することになるかもしれません。

部品交換後の検証・インプレッションなどは少し時間がかかるかと思われますが、新型ヴェゼル(New Vezel)/シビック(New Civic)/ZR-V同様に部品不足で納車も遅れているとのことですし、部品が入庫するまではしばらく様子見になりそう。

ステップワゴンのブラインドスポットインフォメーション[BSI]も品薄?

あとこれも意外だったのは、新型ステップワゴンもブラインドスポットインフォメーション[BSI]の部品・半導体が品薄状態とのことで、徐々に納期が遅れ気味になっているということ。

ホンダディーラーの情報によると、ヴェゼル/シビック/ZR-Vに使用されているBSIと、ステップワゴン/フィット4(New FIT4)に使用されているBSIは型式などが異なるそうで、後者に関してはBSIによる納期遅延などはほとんど無かったとのこと。

しかしながら、2023年3月に入ってからBSIによる部品不足が新たに判明したことで、ステップワゴンの1.5Lガソリンターボの納期は、AIR/SPADA/SPADA PREMIUM LINEに関係なく未定(B/O状態)、ハイブリッドe:HEVも1年2月近くの長納期状態になっているそうです。

なぜガソリンモデルだけ納期未定なのかは不明ですが、もしかするとe:HEVに比べて生産割合が少ないのかもしれません。

見込み発注分や在庫車両もねらい目

販売店によっては、見込み発注分もしくは在庫車両として即納可能なステップワゴンもあるとは思いますが、ボディカラーや仕様がマッチすればすぐに売れてしまう時代なので、本モデルを検討されている方は、まずは自身が希望とする仕様の在庫車両があるかを確認するのもアリかもしれませんね。

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