ランボルギーニ・アヴェンタドール後継「LB744」のメーターデザインが凄い!7種類の走行モードに加え、ステアリングスイッチはもはや戦闘機のようなコックピットに

アヴェンタドール後継LB744は、更に中二病チックで男心をくすぐるスーパーカーになりそうだ

いよいよ2023年3月末に世界初公開予定となっている、ランボルギーニ・アヴェンタドール(Lamborghini Aventador)の後継モデルとなるLB744。

前回のブログでは、本モデルのパワートレインやトランスミッション、電動モーター、そしてシステム総出力で1,000hp以上を発揮することが明らかとなりましたが、今回は遂に運転席のメーターデザインとなるインストルメントクラスターが世界初公開されました。

ランボルギーニ史上最もアグレッシブで、それでいてステアリングホール周りは中二病チックな非現実的なデザインに仕上げられ、更に男心をくすぐる一台に仕上げられているのではないかと思います。


走行モードは7種類以上!モード変更はステアリングスイッチのダイヤルで設定可能

こちらが今回公開されたアヴェンタドール後継モデルとなるLB744のフル液晶メーター。

ランボルギーニ公式曰く、走行モードには「リチャージ(Recharge)」「ハイブリッド(Hybrid)」「パフォーマンス(Performance)」「シティ(City)」「ストラーダ(Strada)」「スポーツ(Sport)」「コルサ(Corsa)」の7つ以上のドライビングモードが設定されるとのこと。

そしてこれらの走行モードに関しては、全てステアリングホイールに取り付けられた2つのローター(ダイヤル)を介して選択できるとのことですが、そのダイヤルスイッチもまるで戦闘機のコックピットのような世界観で、中二病チックなところはランボルギーニらしいところ。

パッと見ではかなり複雑なレイアウトになっているスイッチ類ですが、ウィンカー系はレバータイプではなく、左親指で操作可能なように、ステアリングホイールスポークの左側に設けられています。

シティモードだと僅か180hpのモーター&バッテリーのみで走行可能!

折角なので、ランボルギーニ公式が公開している各種走行モード(一部)をチェックしていきましょう。

まずは最もマイルドな仕様だと思われるシティモードですが、こちらは新開発の排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンをオフにし、ゼロエミッション走行を可能とする「最もエコ」な走行モード。

しかもこの走行モードでは、電動モーターのみでの走行となるため、モーター出力の僅か180hpに制限されるため、この辺りは直列4気筒自然吸気エンジンに匹敵するレベルのスペック。

ここにLB744のトラクションコントロールシステムやサスペンション、8速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせることで、スーパーカーとは思えないほどの快適な走行性能を提供するそうです(シングルクラッチだとギクシャク感が目立っていたがDCTだとよりシームレスになりそう)。

V型12気筒エンジンがバッテリー用の発電機になるのもユニーク

ちなみにこのモデル、シティモード走行中にバッテリー残量が無くなり、おまけに近くの充電ステーションなどが無い場合は、リチャージモードと呼ばれるV型12気筒自然吸気エンジンを始動させることで発電機代わりとなり(かなり贅沢な使い方だな…)、3.8kWhのバッテリーパックを6分で充電することが可能。

なおセンタートンネルに設置されたバッテリーへの補給に関しても、リチャージモードだけでなく走行中の回生ブレーキでも充電が可能になるのもポイント。

2ページ目:LB744は走行モードによってシステム総出力が異なる?