ランボルギーニ・アヴェンタドール後継「LB744」のメーターデザインが凄い!7種類の走行モードに加え、ステアリングスイッチはもはや戦闘機のようなコックピットに

(続き)ランボルギーニ・アヴェンタドールの後継LB744のメーターデザインを見ていこう

続いては、ランボルギーニ新型V12モデルLB744の最もシンプルな走行モードとなるストラーダモード(音楽名に「We are lamborghini」をチョイスしているのはユニーク)。

このモードになると、日常の運転から長距離移動まで幅広く活用できる「NORMAL/STANDARD」に該当し、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンは常時稼働しています。

スポーツモードでシステム総出力が少しパワーアップ

ただし、システム総出力は874hpに制限されるそうで、それよりも更に出力値を高めたい場合は、スポーツモードに変更すれば894hpまで向上し、更にギアボックスの応答性も向上するとのこと。

コルサモードでシステム総出力全てを解禁

そしてサーキットモードを意味するコルサは、システム総出力MAXの1,000hpまで到達し、全てにおいて最大限のパフォーマンスを発揮することが可能です。


ランボルギーニは新型V12モデル以外にも、ウラカンの後継モデルも2024年後半頃に発表予定

走行モードとは異なりますが、エレクトロニック・スタビリティ・コントロールシステム(電子安定制御システム)をオフにすることも可能で、左ローター中央に取り付けられたボタン(赤い起爆スイッチのようなもの)一つでオフにできますから、サーキットなどでも簡単に利用できそうです。

あとランボルギーニは、LB744の挙動に関して13種類もの設定が可能であることを示しており、再充電を最大化することによってリチウムイオンバッテリーを優先するコルサ・リチャージ(Corsa Recharge)と呼ばれるモードも準備しているとのこと。

アヴェンタドールの後継モデルのデビューまであと少しとなりましたが、実はこの他にも、2024年後半頃にはウラカン(Huracan)の後継モデルも登場予定となり、LB744と共通の新開発DCT、そしてV型8気筒ツインターボエンジン+プラグインハイブリッド(PHEV)が設定予定ともいわれています。

現時点ではまだまだ具体的な情報は展開されていないものの、ウラカン後継やアヴェンタドール後継のLB744ともにプラグインハイブリッドが濃厚である一方、いよいよウラカン後継ではV型10気筒自然吸気エンジンではなく、V型8気筒ツインターボにダウンサイジング化するのも重要トピックス。

ただしこのV8ツインターボは、低速回転でのトルクフルさを特徴としているわけではなく、7,000回転~10,000回転の高回転域まで許容する特殊なスペックになると云われています。

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Reference:motor1.com