N-BOXの燃費がヤバイ…ホンダ特別仕様車N-BOX Custom STYLE+ BLACKに夏タイヤ装着で高速道路へ!下りメインの燃費で「27.2km/L」はトヨタ新型プリウス並み
ようやくN-BOXに純正15インチの夏タイヤを履かせて高速道路へ!
2021年12月に私に納車されて1年3か月が経過している、ホンダの特別仕様車N-BOXカスタムLターボ・スタイル+ブラック(Honda New N-BOX Custom L Turbo STYLE+ BLACK)[2WD]。
前回、本モデルにて14インチスタッドレスタイヤ+アルミホイールを装着させた状態で、高速道路+下道を走らせたときの実燃費がどの程度なのか?を検証したところ、エアコンやシートヒーターをガンガンに効かせた状態で、上りメインの往路だと「19.6km/L」、下りメインの復路だと「26.6km/L」と十分な燃費性能だったことをお伝えしました。
そして今回は、純正15インチアルミホイール&夏タイヤを装着させた状態にて、ほぼ同じルートでの高速道路+下道の実燃費がどれぐらいなのか?を検証してきました。
高速道路走行時の条件はこうなっている
高速道路+下道での実燃費をチェックする前に、高速道路走行時の条件をいくつかチェックしていきましょう。
基本的に高速道路ではアダプティブクルーズコントロール[ACC]を活用し、設定速度は制限速度ギリギリですが、基本的には周りの流れに合わせた高速クルージングが前提です。
乗員数は運転席1人・助手席1人の計2人乗車していて、外気温が9度~11度と少し肌寒い程度だったので、エアコンは24度設定で風向は足もと+フロントウィンドウ、風力はレベル1、そしてフロントシートヒーターを運転席・助手席にてそれぞれレベル2設定にしています。
N-BOXのターボ系は意外に静かで快適
15インチ夏タイヤを装着した状態で、アダプティブクルーズコントロール[ACC]メインで高速道路を走らせてみると、ロードノイズなどが聞こえてくることは当然といえば当然なのですが、あくまで個人的な感想としては、エンジンが唸ってるような音はそこまで感じられず、競合モデルのダイハツ新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)に比べると静か。
ただ、他に所有するムーヴキャンバスは自然吸気系なので、高速道路だと速度を維持するために高回転気味になってしまうので「比較対象が異なる」と言われたらそれまでなのですが、ターボ系のN-BOXになると、中速トルクの高さを活かして2,000rpm回転を維持しながら制限速度にて走らせることが出来ているので、意外にも高速クルージングは快適。
高速道路といっても、区間制限速度が70km/hと割かし低めなので、80km/h~100km/hだと更に回転数は高くなると予想されますが、この速度でも2,000rpmを維持した走りは十分静かな方だと思いますし、キレイな路面を走っているからなのか、突き上げや振動はあまり見られず、助手席に座っている妻も快適に眠っていたのが印象的でした。
あと今回の高速道路走行では、強い横風アタックが無かったために走行中の挙動は少な目。
車線維持支援システム[LKAS]はかなり強め
そしてACCと同時に作動する車線維持支援システム[LKAS]ですが、ステアリングの修正・挙動レベルが強い印象で、このあたりは新型ヴェゼル(New Vezel)やステップワゴン(New STEPWGN)やシビックタイプR(New Civic Type R, FL5)のレベルとほぼ同じ。
上記のモデルに比べると、一般道でのステアリングフィールがかなり軽めでクイックなので、LKASが作動すると「重めのステアフィール」に切り替わるような印象で違和感はあるものの、その分安定感が向上しているように感じられます。