日本仕様の(2024年)一部改良版・レクサス新型LC500/LC500hが2023年夏頃に発売予定!新型RX/RZ採用のソニックカッパーも設定されるぞ!

一時期「生産終了」との噂もあったLCだが、その心配はなさそうだ

レクサスのフラッグシップ&ラグジュアリークーペでお馴染みLCが、2023年夏頃に(2024年モデル)一部改良版として発表・発売予定となっています。

既に欧州市場向け新型LCの内外装デザインが明らかになり、特別仕様車アルティメットエディション(Ultimate Edition)が新規設定され、エクステリアに特別なパーツが追加設定、そして内装も特別カラーを設定するだけでなく、マルチメディアシステムをアップデートする流れとなっていますが、日本仕様の新型LCも内装を中心に大幅に変更される予定です。

具体的にどのように変更されるのか?気になるポイントなども含めてチェックしていきましょう。


エクステリアデザインの大幅な変更無し!

まずは新型LCのエクステリアデザインについて。

2017年に販売されて6年が経過するLCですが、今回の一部改良でもエクステリアデザインの変更は無く従来通り(ヘッドライト意匠やフロントグリルパターンもそのまま)。

初っ端から完成形として発売されたLCですが、恐らくこれ以上のデザイン変更は難しいのだと予想されます。

ただその一方で、足もとのホイールデザインについては、21インチ鍛造アルミホイールにカラー変更が施され、更にメーカーオプションとして新たな21インチ鍛造アルミホイール(ダークグレーメタリック塗装×切削光輝)を追加設定する予定です。

インテリアはナビゲーションディスプレイなどを中心に大幅変更へ

続いて、今回の一部改良で一番の変更ポイントとなるのがインテリア。

これまではインパネ内蔵型のスマートな10.3インチナビゲーションディスプレイに、リモートタッチ操作が連動した使い勝手の良い内容でしたが、2024年モデルでは、遂にインパネからはみ出したフローティングタイプの12.3インチディスプレイオーディオへと変更され、マルチメディアシステムも新型LS/ES/UX/NX/RX/LX/RZ450eと同じものになる予定です。

あと個人的にはレクサスの象徴だと思っていたアナログクロックが廃止されたのはとても残念。

リモートタッチ廃止でシフト周りは殺風景に?

新世代マルチメディアシステムの変更により、個人的に心配していたリモートタッチ操作は完全に排除され、センターシフト周りは殺風景な雰囲気になってしまいましたが、フラッグシップセダンのLSに比べると幾分かはマシ。

やはりLSで酷評された内装が大きく影響したのか、LCではスイッチ類のレイアウトやオーナメントパネルにも気を遣うようになりましたね。

助手席ダッシュボードのイルミオーナメント廃止は残念

ただその一方で、助手席ダッシュボード付近のイルミネーションオーナメントパネルは廃止となり、他モデルと差別化していたところが無くなったことで殺風景且つチープな印象を与えてしまったのは事実。

おそらく全国のレクサスディーラーにも実車が配備されることになると思いますが、実際に拝見してみて色々と話題になる可能性は高そう。

改めて2024年モデルの内装を見てみると、「何でもかんでも新世代にアップデートしても、ユーザーが使いやすいと感じるレイアウトや操作性にならなければ、それは先進性の強化ではなく退化」と言ってもおかしくないと思います(特にここ最近のトヨタ/レクサスのソフトウェア管理や取り組みは酷い)。

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