新型セレナ(C28)/ヴォクシーを所有した上で、改めてホンダ新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINEを所有して再評価してみる!やはり2列目と3列目の使い勝手と快適性は良いな…

国産ミニバン御三家がようやく揃い、改めてステップワゴンの魅力について再確認していきたいと思う

2022年6月に私に納車されて、もうすぐ11か月が経過しようとしているホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)。

走行距離としては6,000kmをちょっと超えたぐらいで、最近は中々距離を伸ばせていませんでしたが、近日中に往復400kmぐらいの長距離移動が控えているので、以前納車された日産の新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New SERENA e-POWER LUXION, C28)との比較も行っていきたいところ。

もちろん、他に所有するトヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)でも往復400kmほどの長距離移動が控えているので、こちらも含めての比較を行っていこうと考えていますが、今回はこれら3台のミニバンを所有してみて、改めてステップワゴンの良さについてインプレッションしていきたいと思います。

ステップワゴンの良さをメインにした内容になっていますが、他社モデルを否定する内容ではないことは予めご了承ください。


3列目の床下収納は本当に上手く考えられていると思う

まずは新型ステップワゴンで一番高く評価したいのが3列目の格納方法。

我が家の場合だと、私と妻、子供2人を乗せることが多いため、3列目は基本的に格納して2列目を最大限に広く(一番後ろまでスライドさせて)確保するのですが、改めて3列目の床下収納は簡易的で素早く煩わしさがありませんし、2列目を目いっぱい倒しても特に3列目と干渉することも無し。
※ステップワゴンは、2列目キャプテンシートの前後スライドだけでなく左右のスライド移動も可能

トヨタ・ノア/ヴォクシーは3列目跳ね上げ式ながらも、2列目はリクライニング可

一方で新型ノア/ヴォクシーの場合は、跳ね上げ式&アタッチメントでの固定式になるため、「持ち上げる」という動作が入るのでちょっと煩わしさはあるものの、シートの厚みを薄くしたことで2列目をリクライニングしてもギリギリ干渉せずに倒すことができるのはグッドポイントだと思います(その代わり3列目シートの座り心地はかなりカタメ)。
※ノア/ヴォクシーは2列目シートの前後スライドのみ可能で、左右のスライドは不可能

日産の新型セレナは3列目を格納すると、2列目シートがリクライニングできない

そして最近納車されたばかりの日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)も、ノア/ヴォクシー同様に跳ね上げ式で、専用フックとベルトでの吊り下げタイプとなりますが、ノア/ヴォクシーとは異なりシートに厚みがあるため、これによって2列目シートをリクライニングが干渉してしまい「シートが倒せない」という問題がでてしまいます。
※セレナは、ステップワゴン同様に2列目キャプテンシートの前後スライドだけでなく左右のスライド移動も可能だが、内側にスライドさせても3列目跳ね上げシートに干渉してしまう

したがって、2列目シートを倒したい場合は3列目を格納しないことが前提になってきますが、そうなってくると今度はラゲッジスペースが大きく確保できず、キャリーケースなどの大きな荷物が載せ辛いという別問題が出てくるため、この辺りの同時3台比較は、後日ブログにてご紹介できればと思います。

2ページ目:2列目の足元のスペースも新型ステップワゴンはどうだ?