フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)納車されました!ヴォクシー/ステップワゴンに続き、これでハイブリッドミニバン御三家がようやく揃った!

ようやくハイブリッドミニバン御三家が揃った!ゴールデンウィーク(GW)の長距離移動はこの3台で決まり!

日産が2023年4月20日に発売された、シリーズハイブリッドモデルのフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWER(Nissan New Serena e-POWER, C28)。

遂にこのモデルをベースにした上級グレードとなるセレナe-POWERルキシオン(LUXION)[2WD]が納車されました。

これでトヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z[2WD]と、ホンダ新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]のミニバン御三家がようやく揃ったため、近日中に3台並べての比較記事・動画なども公開できればと思いますし、2023年のゴールデンウィークは、このミニバン3台で長距離移動の比較ができればと思います。


納車された新型セレナe-POWER LUXION(C28)を見ていこう

こちらが今回、私に納車された新型セレナe-POWER LUXION[2WD]。

参考までに、最終仕様と総額は以下の通りとなります。

【(2023年)新型セレナe-POWER LUXION[2WD]の見積もり内容(10%税込み)】

①車両本体価格:4,798,200円

◇ボディカラー:ダイヤモンドブラック

◇インテリア:プレミアム(合成皮革)


②メーカーオプション:198,000円

◇ダイヤモンドブラック:44,000円

◇アクセサリーコンセントAC100V/1,500W:55,000円

◇寒冷地仕様:99,000円
・ホットプラス&クリアビューパッケージ
・不凍液
・PTC素子ヒーター


③ディーラーオプション:269,500円

・ETCセットアップ:3,300円

・ベーシックパッケージ(マット/バイザー/ナンバーロック):103,480円

・後席専用11インチモニター(HDMI接続対応):122,760円

・オットマンシート(ブラック)×2セット:39,960円


④税金・保険料他:185,300円

総支払額(①+②+③+④):5,451,200円

ボディカラーはモノトーンタイプのダイヤモンドブラック。

本当は新色の利休-リキュウ-を検討していたものの、他に所有するヴォクシーがグリッターブラックガラスフレーク、ステップワゴンがトワイライトミストブラックパールと新色のブラックが続いたため、それならばセレナもブラック系に統一しよう!という安易な理由でこの色を選択。

もちろん、改めてこうして実車を見てみるとカッコ良く、メッキ調加飾とのメリハリもしっかりしていて個人的にはとても好み。

ヴォクシーとステップワゴン、セレナでそれぞれのデザインの方向性に違いがあるのはユニーク

ヴォクシーがヤンチャ顔で、ステップワゴンが欧州チックなマイルドフェイスとくれば、セレナ(C28)は先進的でピュアEVチックな顔つきというイメージでしょうか。

コンセプトカーのチルアウト(Chill-Out)を彷彿とさせる水平基調のVモーショングリルフレームも近未来的ですし、ちょっとメカメカしい側面もあったりで不思議なエクステリアです。

全幅はミニバン御三家で最も幅狭

こちらはサイドビュー。

伸びやかでフラットなミドルサイズミニバンですが、ボディサイズは全長4,765mm×全幅1,715mm×全高1,885mm、ホイールベース2,870mmと、全長はヴォクシーとステップワゴンのちょうど中間的な長さ。

全幅がヴォクシーの1,730mmよりも幅狭なので(ステップワゴンは1,750mm)、立体駐車場や有料駐車場での取り回しも楽なのではないかと思われます(この辺りも今後インプレッションしていきたい)。

足もとはちょっと控え目な16インチタイヤアルミホイール

ボディカラーがブラックということもあり、タイヤハウスと上手く同色化していてスマートな高さに見えますが、16インチのタイヤアルミホイールのインパクトは結構抑えめ。

ヴォクシーS-Z[2WD]やステップワゴンSPADA PREMIUM LINE[2WD]で専用17インチタイヤアルミホイールを装着するぐらいですから、できればLUXIONでも17インチの設定が欲しかったところではあるものの、重量や足回りのバランス、コストの兼ね合いなどから16インチに留まったのかもしれません。

ちなみに16インチアルミホイールに対して、タイヤ銘柄はブリヂストン製トゥランザER33N(BRIDGESTONE TURANZA)。

トゥランザER33は、レクサスLSにも履かれていたブランドになりますが、高速運動性能と居住性のバランスを両立しているため、特に高速道路での乗り心地は細かくインプレッションできればと思います。

ヘッドライトからブラックガーニッシュにかけてのサテンシルバー加飾?の”SERENA”ロゴもカッコいい。

リヤクォータービューからもブラックの引き締まったボディとメッキ調加飾の水平ガーニッシュとの相性も良いですが、これだけの美しいブラックを維持するのも大変そう。

水平基調のガーニッシュに合わせての”SERENA”のレタリングバッジも親和性が取れてグッド。

リヤテールゲートには”e-POWER”と”LUXION”のネームバッジも!

そしてトップルーフには、プロパイロット(ProPilot)2.0を指すシャークフィンアンテナも装備。

新型セレナではLEDデイタイムランニングライトが搭載されていない

そしてこちらはヘッドライト点灯&ウィンカー点灯時。

新型セレナではLEDデイライトが設定されていないのはちょっと残念なところ。

これはあくまでも参考情報ですが、オーストラリア・メルボルンのモナッシュ大学事故研究センターの調査によると、デイタイムランニングライト(DRL)を搭載した車両の場合、非搭載の車両よりも被視認性が高く、そのため統計的にも8.8%事故のリスクが低いことが明らかになっています。
※昼間だと7.6%事故リスクが減少し、夜明けや夕暮れ時だと20.3%減少する模様

なお新型セレナでは、ディーラーオプションとしてLEDデイライトを設定することが可能ですが、今後追加カスタムも検討しているため、その時に追加装着できればと考えています。

リヤテールランプは逆L字型の縦型基調で、リヤウィンカーは3灯式のLEDを採用しています。

2ページ目:新型セレナ(C28)のインテリアは課題多め?気になるポイントや注意すべきポイントも