【悲報】ホンダ新型ヴェゼルが2023年5月11日で全グレード受注一旦停止、現行N-BOX/N-BOXスロープ仕様が受注終了へ…なお次期N-BOXの詳細は2023年6月上旬に判明予定

まさか同日に売れ筋モデルの受注一旦停止と受注終了アナウンスが入るとは…

ホンダの主要モデルでお馴染みとなる(2022年)一部改良版・ホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)とN-BOX/N-BOX Custom。

N-BOXに関しては、2023年4月度の国産軽自動車新車販売・登録台数ランキングにおいて11か月連続で1位を獲得するほどの大人気モデルであり、ヴェゼルも国産普通乗車の新車販売・登録ランキングにおいて、全体の19位を獲得するほどの人気モデルです。

今回、これらのモデルが2023年5月11日付けで受注一旦停止並びに受注終了したとのことですが、具体的にどのグレードが受注一旦停止となり、どのグレードが受注終了したのかをチェックしていきましょう。


新型ヴェゼルは全グレードが受注一旦停止に

まずは新型ヴェゼルから見ていきましょう。

私がいつもお世話になっているホンダディーラーにも、2023年5月11日付けで受注停止に関するアナウンスが入っているとのことなので、おそらくホンダ公式ホームページでも同様のアナウンスが入ることと予想されます。

2023年2月16日付けで、上位グレードとなるe:HEV Zの受注を一時停止していて、特別グレードとなるe:HEV PLaYに関しても、パノラマルーフや2トーンカラーといった工程が多いグレードも長納期&生産台数が極端に少ないことから受注一旦停止となりましたが、今回2023年5月11日付けで受注一旦停止となった新たな対象グレードは以下の通り。

受注停止の対象グレード:ガソリンG/e:HEVモデル全グレード

受注停止の対象カラー:全色

以上の通り、ヴェゼルの全グレードが受注一旦停止となり、現時点で受注再開の目途は立っていないとのこと。

なぜこのタイミングで受注一旦停止?最悪の場合は「オーダー終了」の恐れも?

なお受注一旦停止の目的は、現在受注が入っている顧客分の車両を優先的且つ確実に生産することを目的に一時的に停止するとのことですが、今後の部品・半導体の供給が困難となった場合は、「オーダー終了」となる恐れもあるとのこと。

ちなみにこの「オーダー終了」というのは、おそらく2022年(現行)モデルのことを指すのだと思いますが、2024年に予定されている一部改良版では、法規制対応やボディカラーの見直し、一部グレードの見直しといった手直しが入るとの事前情報もあるため、それまでは受注を受け付けないという意味なのかもしれませんね。

何れにしても、2021年4月に発表・発売されて2年しか経過していない状況で、全グレード受注一旦停止や、場合によってはオーダー終了の可能性があるなど、それだけ部品供給が不安定であることや、ヴェゼル人気が健在なのだとは思いますが…まさかここまでになるとは。

まずは新車オーダー&納車待ちのユーザーのもとへ、1日も早く納車されることが大事だと思いますし、ホンダも苦渋の決断だったとは思うものの、これ以上の納期遅延を発生させないためには賢明な判断だと思います。

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