欧州にてホンダ新型ZR-VとヴェゼルのピュアEV版となるe:Ny1が世界初公開!ZR-Vはハイブリッドのみ、e:Ny1には新型アルファード/ヴェルファイア/LMよりも大きな「15.1インチディスプレイ」を搭載

欧州ホンダが新型CR-Vに続き、新型ZR-Vとe:Ny1を発表!

2023年5月12日、欧州ホンダがフルモデルチェンジ版・新型CR-Vのハイブリッドe:HEVとプラグインハイブリッドe:PHEVの2種類を発表し、更にe:HEVモデルの新型ZR-Vと、ピュアEVクロスオーバーとなる新型e:Ny1の2車種を世界初公開しました。

日本市場でも2023年4月21日に発売された新型ZR-Vですが、欧州ではガソリンモデルの設定はなく、排気量2.0L 直列4気筒エンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッドe:HEV(システム総出力181hp/システムトルク315Nmを発揮)の1種類のみをラインナップするとのこと。

この他、中国市場でも販売されているe:NP1/e:NS1の欧州版となる新型e:Ny1も併せてチェックしていきましょう。


欧州市場向け新型ZR-Vのエクステリアを見ていこう

こちらが今回、欧州市場向けとして発表された新型ZR-Vのエクステリア。

フロントロアバンパーやフロント・リヤフェンダーモールには、無塗装ブラックの樹脂パーツが装着されていることから、日本市場向けで言えばXグレードに相当するデザインでアウトドアテイスト。

こちらはホワイトカラーのZR-Vですが、先程のブルーとは異なり、フロントエアインテーク部分がシンプルなデザインに。

おそらくブルーの個体は、ホンダアクセスに相当するエアロパーツが装着されたのだと予想されますが、現時点ではグレードによる違いなのかは不明。

ボディサイズは全長4,570mm×全幅1,840mm×全高1,620mmとなるため、基本的には日本市場向けと共通であり、同時に発表された新型CR-Vよりもコンパクトな都会派SUVという立ち位置になるものと予想されます。

リヤクォータービューも日本市場向け同様で、両サイドにはスクエア型のエキゾーストフィニッシャーをインストール。

足もとには18インチアルミホイールが装着され、グレードによってホイール塗装が異なるようですが、この点は日本市場向けと共通のようですね。

新型ZR-Vの内装もチェックしていこう

続いてインテリアはこんな感じ。

水平基調で高級感をもたらすデザインは、ここ最近のホンダのデザイン言語の一つになっています。

フローティングタイプのHonda CONNECT 9インチディスプレイオーディオや、10.25インチフル液晶メーター、そして左右独立温度調整可能なエアコンも新型CR-Vと共通。

ブリッジ型コンソールやプッシュスイッチ式のセンターシフトも、e:HEVモデル専用となっています。

ちなみにこのモデルは、2023年秋頃に発売予定とのことで、競合モデルには日産の新型キャシュカイ(Nissan New Qashqai)が対象となっています。

2ページ目:ヴェゼルのピュアEV版・新型e:Ny1の内外装デザインは?