トヨタ新型60系プリウスやランドクルーザー300、ハリアーなどの主力モデルがどんどん納期短縮へ!何とプリウスは最大10か月も納期短縮か

トヨタが新しく導入したというJスリムはあまりに参考になっていないようだ

2022年12月あたりから、トヨタの主要ラインナップモデルの生産が海外向けから国内向けへと優先され、徐々に納期も短縮されてきたとのことですが、こうしたなか長納期モデルの大幅な納期短縮が目立つようになってきました。

全国のトヨタディーラーにて新たに導入された納期を”見える化”する受発注システム「J-SLIM(ジェイ・スリム)」ですが、このシステムを導入したのが2023年1月に発売された新型60系プリウス(Toyota New Prius)からになります。

このJスリムは、販売会社の受注データを生産計画と照らし合わせることで、生産の進捗状況も反映させて「2年先」までの納期が把握できるようになるとのことですが、どうやらこのシステムが早くもディーラーにて全く機能していないとのこと。


新型プリウスの納期は最大で10か月も短縮?!キャンセル希望者も増えている模様

私がいつもお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、新型プリウスの納期に関しては、2023年5月のゴールデンウィーク(GW)明けまでだと「最後に注文を受け付けた方で2024年8月頃の納期予定」というのがJスリムシステムの回答だったそうですが、2023年6月上旬に入ってからは販売本部より「2023年10月~11月頃」に大幅に短縮されているとの連絡があり、その後遅れてJスリムにも反映されているとのこと。
※あくまでも私がお世話になっているトヨタディーラーでの情報になりますので、他の販売店と情報が異なる恐れがあります

これはあくまでも参考納期になるため、その都度変化するとのことですが、それでも最大10か月近くの納期短縮というのは驚きで、トヨタディーラーだけでなく納車待ちのユーザー側も「お金の工面をどうするか…」「今乗ってる車の処理をどうすべきか(車検を通したばかりなら尚更…)」など、新たな問題が山積みに。

納期が短縮されることは良いことだと思うのですが、さすがに1年近くも大幅に短縮されるとなると、自身の現在置かれている環境やライフスタイルにも大きく影響してくることになりそう。

新型ランドクルーザー300も中古車相場の下落や納期短縮でキャンセルが増えている?

そしてこちらも、前回のブログにてお伝えした新型ランドクルーザー300(New Land Cruiser 300)の納期短縮と、中古車相場の下落、そして新車予約していた方々のキャンセルが増えているということ。

私も本モデルを予約済で、納車の時期は完全に未定(2023年~2024年ぐらいに納車されたらラッキーというレベル)でしたが、上述の通り私がお世話になっているトヨタディーラーではキャンセル希望者が増えていて、予約の順番が繰り上げ → 2023年内に納車できるかも?というところまで来ました。

発売当初は「納期4年」と云われていたランクル300ですが、仮に国内向けの生産が大幅に増えて納期も短縮されるのであれば、そろそろ受注を再開することも考えられるかもしれませんね。

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