レクサス新型LBXの気になるポイント！F SPORTやversion Lといったこれまでのグレードは存在しない？そもそも本当に購入できる？抽選販売にならない？
レクサスの新たな一歩を踏み出す期待のブレイクスルーモデル・新型LBX
2023年6月5日に発表され、日本市場でも2023年秋以降に発表・発売予定となっているレクサス新型LBX。
これまでのレクサスの既成概念をぶち壊し、ヒエラルキーを超えた最小SUVモデルで、装備内容が充実していることはもちろんですが、何よりも本モデルから新たに採用されるビスポーク・ビルド(Bespoke Build)を導入することで、自分自身の好みの仕様に設定することが可能となり、約33万通りの豊富なバリエーションのなかから選ぶことが可能になるとのこと。
https://creative311.com/?p=152965おそらくは、BMWのオーダーメイドプログラムIndividual(インディヴィジュアル)システムや、アウディのAudi Exclusive(アウディ・エクスクルーシブ)、さらにはメルセデスベンツのManufaktur(マニュファクチュア)プログラムに対抗するためのオーダーメイドプログラムだと思いますが、果たしてこのプログラムがどこまでユーザーの心を掴み、価格帯もどこまで跳ね上がるか注目したいポイントです。
ただその一方で、本モデルに対していくつか気になるポイントもいくつかあるため、こちらも事前にチェックしていきたいと思います。
ベースグレードやF SPORT, version Lのグレード設定は無し？
まずは、新型LBXにグレード設定があるのか？ということ。
トヨタ・レクサス公式プレスリリースを見てもお分かりの通り、ベースグレードやF SPORT, version Lといったグレードの記載がありませんし、F SPORTバッジを装着した画像も一枚も見当たりません。
更には、F SPORT専用ボディカラーとなるヒートブルーコントラストレイヤリングやラディアントレッドコントラストレイヤリング、ホワイトノーヴァガラスフレークの設定がないことを考えると、そもそも今回登場するLBXは、そういったグレード構成といった既成概念すらもぶち壊すモデルになるのかもしれませんね。
ホンダ新型フィット4のようなライフスタイルに合わせたグレードを提案？
レクサスの公式ホームページにもありますが、新型LBXでは「5つの世界観」から選択できるようになっているとのことですし、いわゆるホンダ新型フィット4(Honda New FIt4)のような「ベーシック(BASIC)」「ホーム(HOME)」「クロスター(CROSSTAR)」「リュクス(LUXE)」「RS」というような、その人のライフスタイルにマッチしたグレードを提案するのかもしれません。
レクサスというプレミアムブランドの本来のあり方を示すのが新型LBX？
あとはグレードによって、ウルトラスエードやセミアニリン本革、L-ANILINE本革といった幅広い素材から選択することが可能ですが、こういったスタイルもグローバルモデルを強く意識しているのだと思います。
レクサスの本来あるべきプレミアムブランドを体現すべく、日本だけでなく海外でもプレミアムブランドに対抗できるためのレクサスの新たなる挑戦と、これまでのレクサスとの決別を意味しているのかもしれませんね(だから”LBX＝Luxury Breakthrow Crossover”という思い切った名称を付けたのだと推測)。
SNSでは相変わらず批判的な意見も多いが、それだけ注目度が高いことの証
一方SNSでは「新型NXやRXよりも上質な素材やホイールデザインを使っていて許されない！」「ヒエラルキーが破壊されてNXやRXの立場はどうなるんだ！」「こんなのレクサスではない！」といった否定的な意見が多数散見。
元々レクサスは、「新型LBXはヒエラルキーを超えたモデル」であることをコンセプトにしていますし、そういった否定的な意見があったからこそレクサスは進化してきたのだと考えています。
何か新しいことに挑戦するには否定・批判は付き物ですから、レクサスからすれば「注目されたらそれだけで勝ち」と考えているのかもしれません。