まさにヒエラルキー破壊!レクサス新型LBXが2023年6月5日に世界初公開!新たな客層を掴むベイビーレクサスで、新型NX/RXよりも優れた12.3インチフル液晶メーター採用へ

まさかレクサスがここまで思い切った「最強のベイビーレクサス」を開発していたとは…

2023年6月5日の15時、レクサスが新世代コンパクトSUVモデルとなる新型LBXを世界初公開しました。

本モデルは、現在レクサスがラインナップするUX200/UX250h/UX300eよりもコンパクトで安価?なモデルとして位置づけられる予定で、日本市場でも2023年秋以降に発表・発売予定となっています。
※あくまでも2023年秋”以降”なので、遅れる恐れもあるので注意

トヨタ新型ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)をベースとしたレクサス版としながらも、ベイビーレクサスとして幅広い客層から支持される一台であることは間違いなさそうです。

ただその一方で、装備内容や新型LBXより新しく採用されるビスポークビルドの導入など、とてもエントリーモデルとは思えない「ヒエラルキー破壊」が続出!

一体どのようなモデルなのか?早速チェックしていきましょう。


新型LBXは「これまでの高級車の概念を変える、ヒエラルキーを超えたクルマ」

こちらが今回、世界初公開された新型LBXのエクステリアデザイン。

これまでのレクサスのデザイン言語とは異なり、2023年秋以降に日本でも発売予定となっているフルモデルチェンジ版・新型LMと同じスピンドルボディを採用しています。

これに加え、レクサスの今までのデザインアイコンの一つでもあったアローヘッド(L字型)のLEDデイタイムランニングライトは廃止され、このアローヘッドを反転させたような逆L字型のデイライトを採用することにより、新世代レクサスを切り拓く覚悟が見られますね。

ヘッドライト意匠も見ていくと、こちらは以前レクサスが公開したティーザー画像と同じ単眼タイプのBi-Beam LEDヘッドライトと、上部に水平基調のLEDデイタイムランニングライトを搭載。

このヘッドライト意匠が全グレード標準装備となるのか、それともエントリーグレードになるとBi-Beam LEDヘッドライトではなくリフレクター式LEDになるのかは不明です。

TNGA-Bプラットフォームを採用し、トヨタ・ヤリスクロスよりも少し大柄に

サイドビューはこんな感じ。

伸びやかなクーペライクなクロスオーバースタイルは、昨今のトレンドの一つにもなっていますが、ボディサイズとしてはTNGA-Bプラットフォームを採用することで全長4,190mm×全幅1,825mm×全高1,560mm、ホイールベース2,580mmと、ベースとなるであろうトヨタ新型ヤリスクロスよりも少し大柄な印象を受けますね。

何とアルミホイールは全7種類をラインナップ!しかもハブボルト締結!

足もとのタイヤアルミホイールサイズについては、17インチアルミホイール(225/60R17インチタイヤ)と、18インチアルミホイール(225/55R18インチタイヤ)の2種類を設定しますが、ホイールデザインだけで7種類もラインナップされているのは驚きです。

こちらが17インチタイヤアルミホイール。

よ~く見てみると、ホイール締結はナットではなくハブボルト締結を採用していますね。

まさかエントリーモデルでハブボルトを採用してくるとは…まさにヒエラルキーの逆転。

こちらも同じ17インチタイヤアルミホイール。

若干色違い?のシルバー加飾の17インチタイヤアルミホイール。

これもまたスポーティな…18インチのマルチスポークアルミホイール。

そしてこちらは若干色味を変化させた18インチのマルチスポークアルミホイール。

こちらはY字スポークタイプの18インチアルミホイール。

そしてこちらも、ホイールカラーを変更させた18インチアルミホイールですが、こうして見ると、フロント・リヤフェンダーは無塗装ブラックの樹脂タイプですし、フロントフェンダー付近に”F SPORT”専用バッジが貼付されていないことから、もしかするとLBXではF SPORTの設定が無いのかもしれません。

これまでのレクサスには無かった全く新しい一文字テールランプ

こちらはリヤクォータービュー。

テールランプは、これまでのレクサスの一文字テールランプとは異なり、U字型と一文字を上手くつなぎ合わせたかのような独特のテールランプを採用していますね。

もう少し間近で見てみるとこんな感じ。

テールランプ意匠も独特ですが、オレンジ色の豆級が確認できないことから、おそらくリヤウィンカーはLEDになる可能性が高そうですね。

あとは一文字部分との親和性を持たせた”LEXUS”のレタリングバッジも確認できます。

パワートレインは1.5L HEVをラインナップ

そして気になるパワートレインですが、こちらはヤリスクロスと同じ排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドの一択ではあるものの、現時点ではあくまでもプロトモデルの段階なので、もしかするとガソリンモデルやピュアEV版も登場するかも?

2ページ目:ボディカラーは全17色?!インテリアにも新型NX/RXには設定されていない12.3インチフル液晶メーターを搭載!