ホンダ新型エレベイトが2023年6月6日に世界初公開!ボディサイズやデザインは新型ヴェゼルと概ね同じ…インテリアも水平基調で10.25インチナビ採用へ
かなり期待値の高かった新型エレベイトだが、果たして日本市場向けも全く同じ仕様になるのか?
ホンダインディアが、2023年6月6日の15時半に、新世代コンパクトSUVモデルとなる新型エレベイト(Honda New Elevate)を世界初公開しました。
このモデルは、日本市場でも2024年春頃に発表・発売予定で、生産国はインド、ヴェゼルよりも安価な価格設定での販売を予定しているとのこと。
ちなみに今回発表されたインド市場向け新型エレベイトですが、インドだとヒョンデ・クレタや起亜セルトス、マルチスズキ・グランドヴィターラ、日産マグナイトなどを競合としたBセグメントSUVになるとのことで、2023年7月より予約を受付け、同年12月下旬頃に発売を予定しているとのことです。
新型エレベイトの内外装デザインやボディサイズ、パワートレイン、予防安全装備Honda SENSINGについてチェックしていきましょう。
新型エレベイトの見た目はヴェゼルのアクティブ版
こちらが今回世界初公開された新型エレベイト。
見た目はほぼほぼ新型ヴェゼル(New Vezel)に近く、ハニカム形状のフロント大口グリル(グリルパターンはメッシュパターンで異なりますが…)や、水平基調のLEDデイタイムランニングライト、リフレクター式のLEDヘッドライトはそっくり。
ただフロントヘッドライト上部からアッパーグリル中央にかけて、旧世代ホンダを彷彿とさせるシグネチャーウィングのメッキ調加飾が何とも印象的。
ホンダインディアによると、このモデルはインド市場にてラインナップされているシティ(City)と同じプラットフォームをベースにしているとのことで、更にこのモデルをベースに今後3年以内にバッテリー駆動のモデルを発売するとも説明しています。
ボディサイズはヴェゼルに近く、全高はエレベイトの方が高い
続いてボディサイズですが、全長4,312mm×全幅1,790mm×全高1,790mm、ホイールベース2,650mm、最低地上高220mm、最小回転半径5.2mとなっていて、AセグメントSUVのトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーと競合とするには程遠いレベルの大きさですね。
フロント・リヤフェンダーモールは、無塗装ブラックの樹脂クラッディングを装着し、ヴェゼルのようにカラードフェンダーではなく、いかにもアウトドアテイストのクロスオーバーであることがわかりますね。
日本市場向けも全幅1,790mmのサイド感を持たせて来るかは不明
ちなみに、他の競合モデルになると云われていたトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーや、インド市場向けの日産マグナイトと比較してみると以下の通り。
ホンダ・エレベイト:全長4,312mm×全幅1,790mm×全高1,790mm、ホイールベース2,650mm
ホンダ・ヴェゼル:全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,590mm、ホイールベースは2,610mm
トヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキー:全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm、ホイールベース2,525mm
日産マグナイト:全長3,994mm×全幅1,758mm×全高1,572mm、ホイールベース2,500mm
こうして見比べてみると、エレベイトはほぼほぼヴェゼルと同じサイズ感であることがわかりますし、日本市場向けだと5ナンバーではなく3ナンバーという位置づけになりそうですが、果たして日本市場向けも全く同じボディサイズになるかは不明。
ちなみにヘッドライトとリヤテールランプ意匠はこんな感じで、LEDデイライトとフロントウィンカーが反転式になるのはヴェゼルと同じですが、リヤテールランプは逆L字型のLEDで、インドネシア市場向けとして導入された新型WR-Vと同じ意匠。
あとリヤウィンカーはLEDではなく豆級式を採用しているようですね。