日本でも販売されるの…?フルモデルチェンジ版・三菱の新型コルトが遂に世界初公開!見た目はルノー新型クリオのOEM版で3種類のパワートレインを採用へ
遂に2023年6月9日に新型コルトが復活!但しルノー・クリオと見た目はほぼ同じ
2023年度までに6車種もの新車・新型車を発表することを明らかにした三菱ですが、その内の1車種となるフルモデルチェンジ版・新型コルト(Mitsubishi New Colt)が世界初公開されました。
2023年6月9日に公開された新型コルトですが、ベースとなるプラットフォームなどはルノー新型クリオ(Renault New Clio)で、内外装共にクリオとそっくりな仕上がりとなっています。
ASXに続く三菱の新世代ハッチバックモデルですが、個人的に気になるのは日本で市販化されるのか?パワートレインはどういったものが設定されるのか?といったところ。
早速本モデルの内外装についてチェックしていきましょう。
新型コルトのエクステリアはこうなっている
こちらが今回、世界初公開された三菱の新型コルト。
2013年1月に販売終了して約10年ぶりの復活となるハッチバックモデルですが、その見た目は確かにルノー・クリオにそっくりで、クローンモデルと云われても不思議ではないデザイン。
その理由ももちろん、クリオをベースにしたOEMモデルであることは明確。
ちなみにこのモデル、今回は内外装デザインとパワートレインのみが明らかになっただけで、グレード別価格帯といったより詳細な情報は明らかになっていませんが、2023年9月よりトルコ・ブルサの工場にて生産を開始し、同年秋頃には欧州市場を中心に販売される予定とのこと。
そのため、現時点では日本市場での市販化は予定しておらず、欧州市場以外にも展開されるかは明確になっていません。
三菱も開発コストをそこまで投じることができなかった?
改めて新型コルトを見ていきましょう。
特徴的なフロントマスクやヘッドライト意匠、縦型基調のシグネチャーランプなど、細部に渡ってのデザインはクリオがベースになっていて、おそらく三菱自体もそこまで開発費用を投じることが難しかったのかもしれないのですが、「コルト」という名称が復活しただけでも十分なアピールに繋がっているのではないかと思ったり。
あとは、フロントグリルに三菱の象徴ともいえるダイナミックシールドグリルを設けるなど、クリオとのちょっとした差別化が図られたり。
なおSNSでの海外ユーザーのコメントやメディアの反応としては、「クリオとの違いがわからないほどにそのまま」「エンブレムを無造作に付け替えただけとはいえ、ここまで不細工な顔になるとは…せめてエンブレム周りを工夫するぐらいの余裕は無かったのだろうか?」といったコメントも多数。
リヤビューはこんな感じ。
テールランプは”コ”の字型のLEDを採用し、リヤテールゲート中央には”MITSUBISHI”のレタリングバッジを貼付。
足もとにはマルチスポークタイプの大口径タイヤアルミホイールが装着されていますが、グレードによってホイール意匠が全く異なるのかは不明。