レクサス新型TXが”シレっ”と世界初公開!事前リーク通り3種類(TX350/TX500h/TX550h+)のグレードでまさかのF SPORT設定有り→非F SPORTとの見分けがつかない件
新型GXに続き、今度は北米市場専売の新型TXが世界初公開!
2023年6月9日、レクサスがフルモデルチェンジ版・新型GXを発表すると同時に、北米市場専売モデルとなる3列シートSUVの新型TXも”シレッ”と世界初公開されました。
この新型TXに関しては、具体的にどのタイミングで北米市場向けとして販売されるのかは明らかになっていないものの、既にグレード別価格帯も発表されたトヨタ新型グランドハイランダー(Toyota New Grand Highlander)のレクサス版としてラインナップ予定。
そのため、プラットフォームは新型ハリアー(New Harrier)やRAV4、ハイランダー(Highalder)と同じTNGA-Kを採用するため、TNGA-Fのようにオフロード志向の走破性を持つわけではなく、あくまでも都会派SUVという位置づけになるかと思われます。
新型TXのエクステリアを見ていこう
こちらが今回公開された新型TXのエクステリア。
同じタイミングで公開された新型GXのオフロードに全振りしたデザインとは大きく異なり、こちらはとても落ち着きのあるデザインで、どちらかというと同月に発表された新型LBXに近い顔つきに。
フロントグリルはボディカラーと同色仕上げとなるユニファイドスピンドルグリルを採用し、ヘッドライト意匠もLBXと同じ逆L字型LEDデイタイムランニングライトを上部に設け、ヘッドライト意匠は単眼タイプのBi-Beam LEDを設定。
Bi-Beam LEDヘッドライトはレクサスの今後のアイコンの一つになる?
もう少し間近で見てみるとこんな感じ。
「レクサス=三眼LEDヘッドライト」というイメージを持たれている方も多いと思いますし、中々に受け入れがたいデザインではあるものの、レクサスが次なる一歩を踏み出すための新デザイン言語だということを考えると、ある意味LBXと統一感を持たせてきたところは好印象。
フロントウィンカーは、LEDデイライトが反転する仕組みだと思いますが、流れるタイプのシーケンシャルとなるのか、それとも点滅タイプとなるのかは不明。
新型TXはファミリー層をターゲットとしたSUVになる?
かなりアグレッシブなデザインテイストで、ぱっと見ではレクサスとは思えないほどの変貌っぷりですが、本モデルは北米地域における、家族や大切な友人たちと快適に移動ができる3列シートSUVを提供。
そしてクルマへの強いニーズへ寄り添うため、地域専用モデルとして新たに開発したモデルとのことですが、ターゲットユーザーとしてはファミリー系がメインになるのかもしれませんね。
まさかのF SPORTの設定有り!
ちなみにこのTXですが、どうやらLBXとは異なりF SPORTグレードの設定もあるとのことで、上の画像の通り、確かにフロントフェンダー付近に”F SPORT”バッジを貼付。
ただ、非F SPORTグレードのフロントグリルとの大きな差別化が特に無いことから(サイドミラーキャップがブラック塗装仕上げ)、F SPORTならではの特別感はかなり薄めのように感じられますね。
ボディサイズは新型GXよりも大きい
続いてボディサイズですが、TNGA-Kプラットフォームを搭載しながらも、全長5,160mm~5,170mm×全幅1,990mm×全高1,780mm、ホイールベース2,950mmとかなり大きめ。
先程の発表された新型GXのボディサイズが、全長4,950mm×全幅1,980mm×全高1,870mm、ホイールベース2,850mmなので、TXの方が全高低めでステーションワゴンに近いスタイリングなのかもしれません。
ホイールサイズは20インチと22インチの2種類
続いてホイールサイズですが、基本的には20インチ(255/55R20インチタイヤ)と22インチ(255/45R22インチタイヤ)の2種類をラインナップし、20インチはTX350のみ、それ以外の22インチは、TX350/TX500h/TX550h+の3グレードに展開されます。